24~40集
謎解きとしては2エピソード。
一つ目は、汴州に戻った狄仁杰たちが、上官の代役で黒風塞にやってくる。皇帝の招安に応じたことを祝う黒風塞の宴ということで、長安を追放されている皇帝の兄濮王や都からの使いも来ている。
そんな中で、黒風塞の大当家たちが連続して殺されるという事件が起こる。
この事件で狄仁杰は風流人の濮王と知り合い、また慕容清がちょろちょろ顔を出して、後半の人間関係も一応説明されました。
別れると言って自分から姿を消しては、また狄仁杰たちの前に姿を見せ・・・今度は濮王の婚約者として現れた慕容清が鬱陶しい。
二つ目のエピソードでは、宮廷に話が戻り、怪しげな道姑が人を天に送ったりして皇帝や重臣たち、宮中の皇后や妃たちの信頼を得る。その一方で、皇子李弘を産み、寵愛されていた武媚娘は呪いをかけたという罪で冷宮に入れられる。
太監や女官に化けて宮廷に潜入して、武媚娘の疑いを晴らそうとする狄仁杰たち。
ここでもまた慕容清が今度は医女になって姿を見せる。一人仮装パーティー状態。
二つともよくある設定で、目新しさは感じられないです。
頭が切れても恋愛には不器用という設定も珍しくはないですけど。ひたすら慕容清が好きでこれだけ振り回されても、彼女優先の狄仁杰。この恋愛に関してはひたすら受け身なキャラ設定は、黄宗澤の狄仁杰のパロディみたいにも見えてしまいます。
すれ違いばかりの狄仁杰と慕容清。この裏にいるのが、濮王ということなんでしょう。
とりあえず、武媚娘の無実を証明し、また汴州に戻っていく狄仁杰一行。
残るは朝廷の陰謀ですね。なんかもう先は見えてる感じ・・・