江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

九州縹緲録 その4

37~47集

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 ちょっと視聴ペースが上がりました。もうすぐ大結局なので、余り遅れないように見終わりたいなとほかのドラマを休憩してこちらに集中。

 ストーリー紹介は主人公グループの動きに絞ってます。相変わらずネタバレの危険はらんでますが、見どころはいっぱいなので、いちいち紹介するなんて不可能でもあります。

 主人公グループはともかく、今回視聴分ではやっぱり何か秘密のありそうな白毅将軍の張智尭がよかった。いつもいつもピンクの衣装ひらひらな鳳凰とかばかりじゃ食い足りんかったので、十分満足。

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 それに、長公主の側近で愛人らしい百里寧卿の魏千翔・・・実は長公主には「男女逆転大奥」のようにはでな長衣をまとったお付きだか寵姫?だかがたんといるのですが・・・それはさておき。この盲目の謀士の裏で何かを企んでいる感じが悪くないです。中の人、暗黒者3の薛天よりずっといいと思います。

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 天啓を脱出したものの多数の兵を失い自分の命も危うくなった嬴无翳は殤陽関を決戦の地に選ぶ。
 山奥の村にいた呂帰塵たちだったが、羽然が村人たちによって山賊に差し出され姿を消す。彼女を探していた呂帰塵、姫野、小舟の三人は嬴无翳の軍にとらえられ殤陽関に。再び离国の兵として働くことになった姫野は嬴玉を守って囲みを脱することを命じられる。楚衛国の将軍白毅が率いる五国連合軍と嬴无翳の大胤軍の戦いは双方に多大の被害を出しましたが、まあ引き分け?

 とにかく嬴无翳は無事危機を脱する。

 連合軍は殤陽関に入るが、そこに雷碧城率いる辰月のゾンビ軍赤牙が襲ってくる。

 人間相手の戦いのようにはいかず、たちまち追いつめられるが、それを救ったのは呂帰塵だった。

 呂帰塵の活躍で雷碧城が死んだことで、赤牙はバタバタと倒れて戦いは終結

 これで一応戦いは終わったものの、天啓には下唐国の百里景洪が乗り込んでくる。彼は嬴无翳とは違って、軍隊を率いて乗り込むのではなく、それはもちろん背景にあるものの天啓にいる急づくりの大臣たちを自分の部下と総とっかえさせることで政権を掌握してしまいます。
 これに当然不満な長公主、小舟公主の実母で楚衛国の国主、長公主の謀師で愛人らしい百里寧卿ら政権闘争がこれから始まるのですね。

 そしてとりあえず国に戻って姿を消した嬴无翳と今大胤王朝を抑えている百里景洪の対決も期待していいんでしょうか?

 姫野は羽然を追って、羽人の国の青州へ。昏迷から目覚めた呂帰塵も後を追います。

 羽然は実は羽人の翼天瞻によって山賊から助け出され、そのまま青州へと連れていかれる。羽然が羽人の「生き神様」姫武神であることに気づいた翼天瞻が自らの前「羽皇」殺しの濡れ衣を晴らすのに利用しようと青州に連れてきたわけです。しかし、今の青州は緑あふれる森の国だったかつての姿を失い、荒れ果てた土地となり、支配者であった羽をもつ羽人たちは羽を切り取られ苦役につかされている。
 前代の「羽皇」つまり羽然の父親を殺した現在「羽皇」を名乗っている博敏克、羽然を追ってきた宮羽衣と役者がそろって、青州の政権争い。二人とも世を去る。

 羽然はここに残るのが自分の責任と自ら姫武神となることを承知する。するとつまりは世間から隔絶した神殿で孤独な生涯を送るということになります。姫野は共に東陸に戻ろうという呂帰塵の誘いを断って、たとえ会うことができなくてもと青州に残る。

 呂帰塵は自らの代わりに下唐国に行った小舟を探して、天啓に戻ってくる。

 しかし、そんな彼の故郷では父青陽大君が死を迎え、兄たちによる次期大王争いが起こりかけています。

 こちらの後継争いは男兄弟だけでやってますが、長公主も宮羽衣もはっきり帝位や王位を狙ってるというのがいいですね。一人の男にまとわりついて皇后位なり皇帝の母を狙う後宮劇とは違うところです。
 それに羽然も小舟も嬴玉も将来は国主とかになる立場です。そういや下唐国も息子には統治能力なさそうだし、娘の出来も・・・お父さん頭痛そうw

 ということで、残り9集。この物語の帰するところを実は原作の紹介記事見て知ってるんですよね、だもんでもう56集でちゃんと終わるかどうかだけが心配。