１９～３０集
先々週と先週の二週間分。
恋人関係、親子関係がこじれまくり、あっちでもこっちでも「え～知らなかった！」「なんで黙ってた～」が連発する１２集の展開。
名乗ってる名前や身分とは別の「正体」があるとか、実は隠れた達人とか、裏切り者とか親とか子とか妹とか皇帝とか公主とかいうのはよくある設定で、珍しくもないです。でも、このドラマちょっとたて続きにありすぎ。見え見えだったりするとめんどくさくなってくるんですよね。
まあ「民初奇人伝」も相当なもんですが、こっちは意外性があるんで気にならないｗ
左卿辞たちは血翼神教の教主を助け、赤魃を倒して、神教内のトラブルを解決。教主と朱厭も無事に親子として和解して、錫蘭星葉も手に入れてここまでは快調。
ところがその後また邪悪な正派が襲ってきて血翼神教壊滅。この機会に味方のはずの他派の勢力も減らそうと神教のせいにして闇討ちしてしまう武林の盟主。ま、正派ですからｗ
その時に瀕死になった蘇雲落を助けるために錫蘭星葉を使ってしまう。左卿辞はこれを隠したまま、他に彼女の師父蘇璇を助ける別の方法はないか探しています。でも、黙ったまま、彼女と結婚しようとしますから、当然寸前でバレて決裂。
考えが甘いｗ
この二人、なんやかんや言いながらも早くから気持ちは結ばれていて、結婚しよう、いいね～と話も早く進むんですが、そこからが遅いｗ
邪悪な正派の盟主正陽宮掌門金虚真人は蘇璇の行方を捜し、自分たちの地盤を固めるために、沈曼青に沐英との婚姻を押し付けたりしてます。
彼女と相思相愛のはずの文思淵はこの結婚を利用して、蘇璇の救出を計画。とんでもない裏切りにあった沈曼青には同情を禁じ得ない。
さて拝堂・・・というと邪魔がはいるのは武侠劇のお約束ではありますが、二連発ｗ
ところが沐家の本来の宗主沐休は実は朱厭の父親。ここでも入り組んだ親子関係で、沐休は蘇璇救出に力を貸して、死んでしまって、朱厭が恨みを募らせてます。
正陽宮の殷長歌はますます邪悪な姿をむき出してきた師父金虚真人たちに困惑。正派一同が蘇璇をかくまっている無耳寨に総攻撃をかけると、無耳寨の掌門の娘謝姜儿に好意を持つ彼は、大事な人は自分で守るとほぼ決裂宣言。
表面を繕っている正陽宮や正派を名乗るグループの悪辣さもどんどん暴かれてきています。
そして、朝廷方面では金虚真人の後ろにいる威寧侯がますます好き放題、とうとう左卿辞の父靖安侯に罪をきせて斬首にしてしまう。これを助けようと靖安侯の配下と共に決起しようとした左卿辞だったが、父の大局を見ろ、朝廷にはかかわるなという言葉に計画を中止。
こうして、あっちでもこっちでも暗転するという重い展開の視聴分でした。これからまだ朱厭の闇落ちとかなんとかあるんだろうな～とか予想。両親も姉も犠牲になったし、血翼神教は壊滅させられたし、その上、彼一人だけ相手がいない・・・というか好きな娘は他の男と相思相愛。
義兄弟になった殷長歌にも彼女ができたし・・・いろいろつらいんです、朱厭。
江湖でのこういう揉め事の裏に、朝廷での権力争いがあるわけ、威寧侯にむかつく現皇帝も、いなくなった哀帝が出てくればどうなりますことか。
とにかく蘇璇は重出江湖となりました。黄海冰の蘇璇、決まってるんだけど、ほんとこういう出方しかしないんですよね～この頃。なんにしても、これからいっぱい人が死んでしまいそうな展開が予想される後１３集です。
個人的「魔道祖師」祭りもひと段落したので、ドラマ視聴再開。いっぱいたまってるという傍から秦昊の「錦繍南歌」とか李現のいなくなった「河神２」に手を付けてしまったんですけど・・・どうしましょｗ「暮白首」がやばいかもしれない・・・
