30~40集(大結局)
なんとか5月中に見終わることができました。
「はまった!」といわれる方も多い中、淡々と、というよりはさんざん文句言いながら見終わりました。
まあ、趣味嗜好の偏った人間の愚痴だと思って聞いてくださいw
このドラマのように主人公が魔神になる可能性を持っているような設定だと、おおざっぱに見て、最後には「仙剣奇侠伝1」のパタンで終わるか、「仙剣奇侠伝3」のパタンで終わるかなんだろうと予測してました。まあ、なんというか当たっていたといってもいいかな?
あえて、日本版の出てない胡歌のドラマを例えに出してみました。けど、反派が勝利を収めて終わるということは想定できないから、パタンとしてはこのどっちかか合わせ技にしかならないはず・・・とか思って見てる人間は、恋愛ドラマ視聴には向かない。
大枠としての正邪の闘い、というか世界を手に入れようという魔神とそれを防ごうという仙門と人間たちの闘いが時間を超えて展開するというドラマの世界観は好みだったんです。それなのに、なんでここまでクリアするのに苦労したかと言うと、まずはウザキャラ主導で繰り返される後宮ドラマ的な場面を見るのがしんどくてたまらなかった。
もう一つは、主人公たちが複数の時代、複数のキャラとして転生するのですが、こちらもうざキャラ主導で誤解、和解という同じパタンで繰り返されてしまうんですよね。主人公たちが複数の人生を経験する中で、互いに愛情を深めあっていくという展開自体は悪くないと思うんですがね~
とにかく、性根の悪いキャラが猫なで声でドラマをリードし続けたりすると、もう視聴意欲が失せてくるのですよ。それが主人公だったりするともうおしまいw
このあたりの趣味嗜好は子どものころから全く変わらない。「三つ子の魂百までも」ってのを身をもって証明してるかもしれない。
今回視聴分は、そこをやっと通り過ぎて、黎蘇蘇、澹台燼が共に新たな500年後世界に復活してきたところから始まりました。黎蘇蘇は仙門の掌門兆悠の義理の娘として、澹台燼は衢玄子に救われ彼の弟子滄九旻となりました。彼らは過去の記憶をしっかり持って、というより途切れない一人の人物としてこの世界に姿を見せています。
そこに邪骨を持つ魔胎を探し出して、魔神を復活させようとする腹心姒嬰たちも姿を見せる。さらには、自分こそが魔神になってやると邪骨を狙う人物とか、とにかく澹台燼を殺してしまえと煽り立てる復讐心に駆られた人物なんかも登場して三つ巴、四つ巴の争いが起こります。その中で、澹台燼と黎蘇蘇はどんな選択をして自分たちの愛情の行方を定めるのか、そして世界をどこへ連れていくのかというのが最終パート。
大規模な世界をかけての闘いとか、神と魔の闘いとか迷子的見せ場も多く、このあたりでやっと鞠覚亮の派手なつくりのドラマを堪能できました。
敦煌の飛天を思わせる衣装には斬新さを感じるし、終わりの方の空中シーンでは魅力を発揮してました。同じ人物が複数のキャラを持っていますが、それを仙門は白、魔神は黒のように正邪とか立ち位置によってアクセントをつけた衣装には見ごたえがありました。メイクはやっぱり趣味じゃないけど・・・
ということで、苦心惨憺した割には「終わりよければすべてよし」ということにして、まとめたいと思います。
それにしても吐血シーンの多いドラマでした。赤だけじゃ足らなくて、黒い吐血まで登場したりしてましたね~w
演 員 角 色 配音
罗云熙 飾 澹台烬、沧九旻、冥夜 罗云熙
白 鹿 飾 黎苏苏、叶夕雾、桑酒 段艺璇
陈都灵 飾 叶冰裳、妺女、天欢 高启帆
邓 为 飾 萧凛、公冶寂无、桑佑 孙睿扬
孙珍妮 飾 翩然 孙珍妮
于 波 飾 谛冕 敖磊
耿業庭 飾 叶清宇 马正阳
黄馨瑶 飾 月扶崖 朱蓉蓉
郑国霖 飾 衢玄子 陈思宇
黄海冰 飾 兆悠 张占坤
李沛恩 飾 庞宜之 袁铭喆
刘 敏 飾 荆兰安 刘芊含
何中华 飾 盛王 林强
王一菲 飾 姒婴 王潇倩
肖顺尧 飾 澹台明朗 余昊威
常鲁峰 飾 叶啸 张闻天
张家硕 飾 姜饶
张芷溪 飾 初凰 孙亚晨
陈博豪 飾 稷泽 赵震
汪汐潮 飾 惊灭 夏觅尘
李家豪 飾 廿白羽 三羊
卢 勇 飾 岑浩然 赵铭洲
出品人 孟钧、谢颖、叶方仓
制作人 王翼荣、周静
原 著 藤萝为枝的小说《黑月光拿稳BE剧本》
导 演 鞠觉亮
编 剧 何妨、罗璇
艺术指导 王翼荣
美术设计 栾贺鑫
动作指导 王海岐
造型设计 黄薇
服装设计 曾明辉
视觉特效 沈旭锋