1~12集
ほぼ同時期に見始めた新作が「摩天大楼」「太古神王」「少女大人」の三つ。前から引きずってるのも何作か・・・そこに、割り込んできためっちゃキッチュな「蒼生大医」と「暗黒者 第2季」のリピ。「摩天大楼」はすでに視聴完了したので、今のメインは「太古神王」と「少女大人」の二本になっている最近の迷子的中華古装劇視聴状況。古装迷なので当然古装が多い!といいたいところですが、最近じゃ珍しいかもしれないのが哀しい。
どうして「太古神王」が先じゃないんだ?と思われる方もいらっしゃることと思います。私も最初そういう気でした。けどね~「少女大人」の方が話のテンポがいいし、主人公のキャラがしっかりしていて、見せてくれるんです。
「太古神王」は肝心の盛一倫が光ってないんじゃないか?・・・メインの話はこれから来るみたいなんで、まだ評価には早いか?ともうちょっと見てから。多分、今週中にはブログ書けそうです。台風来てると、勤勉なブロガーになる迷子💦
それでこの「少女大人」主人公は明鏡署の少署蘇瓷。要するに捜査機関の刑事みたいなものですが、女性であることを隠して、明鏡署に入り、探案の高手と評価されています。なんとなくまた陳瑶に男装の麗人を演じさせたかったのか、とも思うキャラ設定w
彼女の捜査力を見込んで、近づいてきたのが裴昭。金持ちの遊び人と見せかけていますが、実は皇帝の兄斉王裴衍之。彼は国境を越えて侵入してきた敵国との戦いで九死に一生を得て、戻ってきたが、朝廷で皇帝の叔父雲王に敗戦の責任を負わされ、兵権を取り上げられる。
この雲王というのが年少の皇帝から皇権を取り上げようと企んでいて、人望もあり能力も高い斉王が邪魔。
朝廷から遠ざけられた斉王がこの戦争の真相を探るために蘇瓷の力を借りようとしたのです。
これに飛雲山庄の少庄主謝北溟と毒王の娘董如双が加わって、非公式な捜査チームが結成されました。
蘇瓷が女性であることを知った裴昭が彼女に惹かれ、彼女もまた・・・というロマンス。でも、彼女は裴昭があこがれの斉王であることを知らない。
男性として活動している蘇瓷に恋愛感情を持った董如双は怪我をした彼女を助けるために裴昭から女性だと教えられておもしろくない。裴昭が斉王だということを知ってる謝北溟と裴昭の書童飛鳶も蘇瓷が女性だとは知らないので、殿下が断袖!とあわてている。と、まあお約束の一幕w
蘇瓷は一族が皆殺しにされ、その事件の真相を暴き、一族の冤罪を晴らしたいとずっと正体を隠し、捜査の腕を磨いている。
斉王は敗戦の真相を探ろうとしているが、弟の皇帝と図って叔父の陰謀をつぶすという目的もある。ただ、彼は戦場で目に怪我をしていて、ちゃんと治療をしないと失明するという差し迫った状況にもある。
この二人のロマンスに謝北溟たちとの友情、謎解き、朝廷の権力争い、隣国との争いなどが絡んで、けっこうにぎやかに展開しています。
12集まで来て、裴昭と蘇瓷がお互いに好意を持っていることを確認しあうところまで来ました。
配役的には蘇瓷を演じる陳瑶(無心法師の岳綺羅、櫃中美人の胡飛鸞)、飛鳶を演じる黄毅(九州縹渺録の百里煜、軍師聯盟の少年曹睿)、謝北溟の張家鼎(擇天記の唐海、骨語の英鳴)になじみがあります。
裴昭の張凌赫はどうやらこれがデビュー作。芸達者な陳瑶相手にがんばってます。
董如双の王艺哲は幻城に出てたそうだけど兎精とかで全く記憶になくて💦
もともと陳瑶主演なら見てみるか、でスタートしたこのドラマ視聴。演員的にも他の面でも「太古神王」に比べりゃコンパクトという雰囲気は否定できない感じです。でも、このような設定のドラマとしては結構王道を行ってるんじゃないかと思います。
何しろどちらも皇帝とか太子が「年少無知」で叔父が出しゃばってくるという設定。しかし、こっちの少年皇帝はまさにそういう感じでかわいいのですが、あっちの太子って向佐なんですよ。頭抱えるか吹き出すしかないしかないキャスティングは「蒼生大医」と共通してますw
そんなに重苦しい展開ではないのと、恋愛関係が今のところ単純なんで私向きかとw
というか、このドラマ、悪役はいてもウザキャラがいないのがよいのです。「太古神王」はその点、ウザいのがぞろぞろ・・・比べちゃいかんと思いながらもつい比べちゃうのは「錦繍南歌」後遺症ですなw
というわけで近日中に「蒼生大医」もなんか書かないといかんな~と自分で自分の首を絞めてるところです。