13~21集
ストーリぶちまけてます。申し訳ないですが、一つよろしく・・・
雷城の地下で呉三省を探す呉邪たち。彼らを追ってきた焦老板たちのグループ、さらには呉二白を動けも話もできない体にしてしまった裏切り者が率いるグループも地下へと入ってきている。
呉邪の病状は後数日持つかどうかというところまで来て、なんとか最後に三叔に合わせてやりたい、せめて消息を見つけさせてやりたいと王胖子たちは一生懸命。
次々と襲ってくる古代の仕掛けやら敵の攻撃やらをかわしつつ、雷城の奥深くへと進んでいく呉邪達。
たどり着いた聴雷室で、呉三省の残した大量のカセットテープを発見。そこに書かれた文字から、それぞれに録音された雷鳴の音がもたらす効果を発見する。呉邪は「会いたい人に会う」というテープを見つけ、聴雷室内の青銅の柱をたたくことで雷鳴を響かせると蓮花神器が発動し、彼の前に呉三省の姿が現れる。
前を向いて進んでいけという呉三省の言葉を聞く呉邪も出血が止まらず、最期の時を迎えていた。
そうはさせないと呉邪の体を元に戻すための雷鳴を響かせようと奔走する王胖子、張起霊、黒眼鏡。彼らが響かせる雷鳴を聞きながら、人生を振り返り、悔いはないと静かに蓮花神器の下に崩れていく呉邪。
で・・・
どうなった!と王胖子たちが戻ってくると、そこには呉邪に拳銃を突き付けた焦老板たちの姿が・・・
ということで、そうなるだろうな~と予想してた通り、呉邪復活です。どうもこういう盗墓物というか古代遺跡探検ものには古代人無双な要素がありがちです。宇宙人だったりするのは別にしても、古代文明には何か今では失われた何か神秘な力があるというのは夢があって悪くはないのですが、あまりに無双が過ぎるとちょっとね~というところ。
ま、なんにしても呉邪が無事でよかったw
復活したとたんに鉄三角ならではの連係プレイからの派手なアクションシーンでこれまでの欲求不満一気に解消。
南海王の財宝を求める焦老板は呉邪に強要して自ら雷鳴の効果を得られる金水棺に入るが、財宝などはなかった。惑乱する焦老板。婭女の仇と彼を追う黒眼鏡。焦老板は雷に打たれて最期を迎える。
毒霧が流れ込んできた雷城に閉じ込められてしまった呉邪達もようやく脱出、別れ別れになっていた仲間たちとも合流する。
こうしてそれぞれの思いを抱え雷城からの帰途に就く一同。
これからは呉山居再興、裏切り者を探し出して借りを返す、それに薛五への反撃、呉二白の復活とかに続くんでしょうか。
盗墓筆記シリーズもドラマや映画になってる分は一応見てるし、原作も覗いてはいるんですが、どうしても全体像を把握できていない弱点が響いてきます。
最初に李易峰の呉邪、張智暁の呉三省の「盗墓筆記」を見たときに、呉三省行方不明のまま終わるなんてひどいと思ったのですが、これだけいろいろ見てきてもやっぱり呉三省は謎の人物です。
実は「呉三省」を名乗ってる人物は一人じゃないし、呉邪が変装している話もあるそうで、なんともとらえどころがない。
一体呉三省が呉邪の前から姿を消したのはいつなんですかね?最初のドラマじゃ地下で行方不明になってそれきりだったんですが、「盗墓筆記」第一作の「七星魯王宮」でもやっぱりそうなんですよね~でも、この重啓とか見てると呉邪が子どものころにはもう行方不明?
呉邪の盗墓デビューに同行してた張智尭のは、どの呉三省?「沙海」に出てきた于和偉のは?「秦岭神樹&雲頂前伝」の姚橹のは?とか脳内大混乱してます。
「重啓」だけ見てる分にはなんの不思議もなく受け止められているんですが、中途半端に他の話を見てるものであれあれ~となってしまってます。まだまだ他の作品もドラマ化されそうな勢いですので、これからわかってくると期待してます。
「鬼吹灯」でも人のつながりを把握するのに大概苦労しましたが、九家族も出てくる分、こちらの方がややこしい。
なんにしても、長大なシリーズものでそれぞれが前後につながっている作品を、ドラマ化された分だけで呑み込もうというのには無理がありすぎるということを思い知らされている今日この頃。
けど、このドラマの呉三省は、若い日の姿なので本来の呉三省なんでしょうか、それとも?・・・等々の疑問の?を大量に飛ばしつつ、残り9集に突っ込みます!