江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

長月燼明 その3

21~29集

 

 前の更新が2週間がかり、今回は3週間がかり。次は4週間がかり?などといってないで、さっさと見終わってしまおうと昨日から視聴再開。

 ビジュアルは悪くないんですよね~男主のキョンシーメイク別にして。敦煌の壁画に想を得たという衣装も独特の色使いとか空中シーンで映えるデザインとかがよいと思うし、CG処理にもアクションシーンにも不満はない。しいて言えば、個人的に思い入れのあるキャストがメインに入ってないのが惜しいわけですが、これは致し方がないところ。

 

 


 視聴再開するのにここまで難儀したのは、私の大嫌いなウザキャラがいつまでものさばっていたせいですが、ちょっと見ては休憩してしまうのは同じようなパタンで主人公CPの関係がぐるぐるしてたと言うのも大きい。もちろん「そこが醍醐味」でもあるとは思うんですが、何しろ私はぽんっぽんとすっきり展開した「雲襄伝」パタンが好みという人間なので、こういう展開はしつこく感じられてならないんです。

 

 何度も葉夕霧を疑って冷遇したり、人目もはばからずにイチャイチャしたりと繰り返したあげくに、やっと二人の関係に大きな変化がおこりました。それも澹台燼の兄明朗が玉座を取り返そうと攻め込んできたという外的要因で動き出したわけです。
 澹台燼にしても葉夕霧にしても、葉冰装が悪だくみをしていると気づいているし、何度も彼女をどうにかするチャンスはあったのに、ぐだぐだと始末をつけないままでいるから、取り返しのつかないところまで行ってしまうんですよね~

 

 とにかく、ここだけはたっぷり見ごたえのあった澹台燼と澹台明朗の魔術やら妖術やらもたっぷりと使った戦闘場面の後、澹台燼と葉夕霧のこの世界での話に終わりがきました。正直これだけ本格的な戦闘場面が見られるとは思ってなかったです。

 

 ここにきて、ようやく葉夕霧=黎蘇蘇は魔神・澹台燼を殺すために500年前に戻ってきたというそもそもの話が戻ってきて、話が前に進みました。

 要するに、500年後の世界の悲劇を防ぐために澹台燼を魔神化させるなということです。そのために来たはずなのに、いつしか彼を愛してしまった葉夕霧は、澹台燼が魔神化することになる生まれつき邪骨を持っているという前提を崩すために自分の仙髄と彼の邪骨を取り換えようとします。

 色々委細省略で、自分を犠牲にして姿を消した葉夕霧を探そうと澹台燼は彼女の元神を探し続ける・・・

 

 そして、500年が過ぎます。澹台燼は自分の体も限界にきていることを自覚しています。彼らの話はすでにこの世界では伝説として語られています。そんな500年後の世界に一万年前に旧魔神の配下だった姒婴たちが復活、なんとしても魔神を復活させようとしています。

 

 というところで、29集終わり。話はそもそもの時代に戻ってきました。これからラストバトルと主人公CPの結末に向けての話が来るんでしょうが、またウザキャラも復活なんですよね・・・

 

 このドラマ、1集あたりの時間が55分前後もあってそれも視聴がはかどらない要素になっているのかもしれません。30集で一区切りするつもりでしたが、話の区切りのいいところでひとまとめ。

 しかし、ここから残り11集、4週間もかからずに見終わってしまいたいものです。ということは、私もウザキャラとの戦いですかね~💦