江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

楚留香伝奇 その6

怪盗楚留香 第二章


 日本語版の「楚留香伝奇」静かに見てるはずだったのに、見たらなんか言いたくなる。
 第二章は、「大沙漠」パートで全部で13集からなってます。
 前回のラストで自殺したはずの無花、その妹だった紅袖と二人の義理の姉にあたる石観音の三人と楚留香とその仲間が恋愛やら対立やらなんやらしつつ、西域の月亮王国の秘宝探しに王国のっとりなんかをめぐって・・・という話です。
 すでに楚留香を捨て去った人間としては、前回で高徳な少林寺の僧侶という仮面を脱ぎ棄てた無花が義姉とともに王国乗っ取りを企て、失敗し、砂漠に消えていくという話になります。
 一方、冷酷無比な石観音は、けなげな少女琳浪として登場、楚留香と恋に落ち、いったん手に入れた王国を捨て去って、彼との恋に生きようとするが・・・。
とまあ、この姉弟のお話ですわ。
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 まあ、前にも書いたような気がするけど、別々の話を無理やりくっつけたから、話の流れが悪い。登場人物が多すぎる。楚留香伝奇のレギュラーも中原一点紅についで胡鉄花も登場、わさわさと登場人物がいて、整理しきれてない感じ。

 それに、衣装がなあ。
 楚留香のなんか身ごろの打ち合わせが狭いもんで、それでなくても太めの楚留香なのにいっそう太って見える。格子がらのなんか柔道着にしか見えん。無花のぶわ~~とした衣装もなんかだらしない感じだし、パフスリーブな月亮城貴族ファッションもなんか暑苦しい。

 修慶の天楓十四郎は、今回も回想シーンで登場。お掃除をしたり、お茶碗を片付けてたりする姿が見られますw
 で、彼らの住んでいたのが「桃花島」・・・字幕ではそうなってたんで、硬直!中文版でチェックしたら「桃花塢」島じゃなくて、窪地らしい。ロケ地もそんなだしねえ、どうして島にしちゃったんでしょうね?

 とにかくはじけてる「水霊光」見るんならこれです~~
 でもなあ、この話の楚留香のどこが「怪盗」なんだ?