江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

楚留香伝奇 その7

怪盗楚留香 最終版


 やっぱり書いてしまおう、でもネタばれてますのでご用心を!
 ついでにケン・チュウ迷の方も・・・怒らんでくださいな。

イメージ 1 結局、このドラマじゃ主人公は無花ですなあ。
 第1集では、少林寺の妙僧として登場した無花が、その出生の秘密から中原武林に対する復讐心に燃えていたことが明らかになり、長年の友人として付き合っていた楚留香と対決。死んだことに。
 第2集じゃ、義理の姉石観音とともに月亮城乗っ取りを企て、楚留香に惚れて裏切った姉も妹も見捨てて、あれこれやったものの失敗。武功を廃されて、砂漠に消える。
 で、この最終集では、水母陰姫の率いる神水宮ののっとりを企て、無眉と南燕という二人の女とともにその地下?に潜んでいる。でも、企ては失敗し、陰姫に目と耳を容貌を奪われ、二人の女のうちの一人に引き取られ、落花生の皮もむけない役立たずと嘆くような境遇に・・・

 で、その間楚留香は何をしてたかというと、彼らの陰謀に巻き込まれたり、自分の過去を探していたり、石観音との恋にけりをつけ、楚蓉蓉との結婚を決意したり・・・だからさあ、結婚願望の強い楚留香なんて変だって。
 まあ、それはともかく、楚留香を取り巻くのは、幼馴染の甜児に蘇蓉蓉、李紅袖と石観音の4人なんです。ところが、無花の方も、長孫紅とそのそっくりさん、柳無眉、宮南燕の4人。しかもその全部と深い仲になってるんですよねえ。楚留香のほうは、甜児や李紅袖とは「お友達」だしねえ。
 なんといっても、主体的にストーリを引っ張っていくのは無花とその女たちで、基本的に楚留香たちは巻き込まれているだけなもんで、別に楚留香でなくてもいいような。
 なんだか、当時の中華サイトでも、無花の崔鵬の方が人気があって、楚留香の朱孝天が腐ってた(大胆な意訳)てな記事も見かけました。無理ないよなあ。
これだけ、脚本にいじられて悲惨な末路を遂げる敵役なはずなんだけど、古装の似合うことっていったら、楚留香の朱孝天はとてもとてもかなわん感じですなあ。
 だからさあ、香帥って呼ぶなよなあ。も一つ、この楚留香のどこが怪盗なのよ~~

 演員表
朱孝天 楚留香
胡 静 蘇蓉蓉
劉 佳 宋甜児
王傳一 中原一点紅
陳浩民 胡鉄花
孫菲菲 李紅袖
秋瓷炫 石観音/琳琅
崔 鵬 無花
蕭 薔 水母陰姫/魚尺素
陳鍵鋒 月亮王
王 晶 宮南燕(当然ですが、女性の方の王晶さんですw初めて顔をしっかり見た、この人ね)
イメージ 2

穆婷婷 柳無眉
鄭家佳 長孫紅
修 慶 天楓十四郎
王泊文 薛衣人
王 剛 薛笑人