江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大秦帝国 その11

中文版 第37~42集


 日本版のNECO放送が、今週で終わり。
 カットに次ぐカットなので、細かい話が抜けてしまうわけですが・・・中文版では、冗長になってる部分もあるので、ストーリ展開というか起承転結がわかりやすいという利点もあるのかも・・・w

 ま、とにかく、テレビだけ見てて絶対わからん登場人物の紹介だけw
 孝公が函谷関の上で生涯を終える場面、いっしょにいた白い衣装の女性。彼女が玄奇です。孝公がようやく妻に迎えた長年の恋人。右側は、太子。
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 この40集前後の話がとんでるもんで、唐突に白雪が出てきてしまった感じになってます。子どもはどうしたのか、なぜ彼女があそこに出てきたのか・・・後の楽しみ。
 しかし、この話、相思相愛なのにいっしょになれない恋人同士の話、好きだね~~
 
 で、今回は、放送より先行してみてた37~42集分です。

 対魏戦に勝利し、ほっとしたのか商侯となった衛鞅は三日間寝込み、孝公は熱を出してダウン。
 喜びに沸く秦国内では、あっちこっちで祝いの宴会が行われ、昇任祝いが贈られ・・・それは国法に禁じられていると贈られた礼物を返し、徹底して禁止する衛鞅は「人情のわからん冷血漢」とそしられる。甘龍のもとには、そういう不満貴族たちが集まってきている。
 今後の秦の在り方を孝公に尋ねられ、変法を根づかせれば中原の覇者となることができようと衛鞅は答える。
 孝公は20年後二人でそれを実現させようというが、衛鞅は辞職の許しを求める。

 13年前、衛鞅が荧玉公主との結婚話のために、相思相愛の白雪と別れたことを初めて知って、後悔する孝公。

 辞職の許しを得た衛鞅は、荊南と二人、白雪のもとに駆けつける。
 13年ぶりの再会、はじめて会うわが子 子嶺。
 鉄面無私の冷血宰相がここでは、別人のように表情豊か。衣装も真っ白じゃなくて、普通の色。
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 ところが、その衛鞅をかつての太子右傳公孫賈が襲撃する。刺青の上、流刑に処された恨みは薄れていなかった。
 その襲撃は、白雪や荊南の活躍でかわしたものの、孝公重病の知らせが景監から届く。
 
 かつては変法のために別れ、今また護法のために分かれる二人。わずか10日ばかりでさっていく父親に「そんな父親は世間にいない」と後を追いかける少年。

 高熱に苦しみながらも、一人国政に当たる孝公。だから、おでこ冷やしてるんです。駆けつけた衛鞅は、国を守っていくために贏駟を連れ戻し、太子を定めること、かつての麦に土砂が混ぜられていた件の首謀者を探し出すことを建議する。

 その贏駟は、国内を転々とし、それぞれの村で民心に触れ、かつての自分を反省し、秦の変法の賛美者へと変わっていた。よりによって、彼が今身を寄せているのは、かつての事件で「太子」の手にかかった農民の息子の家。激しく太子を恨み、復讐を口にする息子の姿に罪の深さを思い知る。
 
 衛鞅の調べで、贏駟の居所を知った孝公は自ら迎えに行く。(けど、太子ヘの復讐に燃えるこの一家はどうしたんだろ?)
 
 法を守り、地道に働き、すっかり謙虚な別人になった息子の姿に渋っていた立太子を認める。
 太子となった贏駟は、衛鞅を師と仰ぎ、国政の勉強を始める。
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 孝公の病は、ますます悪化。甘龍たち反孝公&衛鞅派は、太子の帰還を知って、また何やらたくらんでいるが、孝公がいなくなるまではとこそこそやっている。この爺さんたちもほんと元気だが、かわいげがなさすぎ。つまりは旧来の貴族の権益を復活させるために、孝公の死をずっと待って、法を盾にとって衛鞅を排除しようとしているわけです。

 神医扁鵲の診断でも孝公の余命は後半年。それを聞いた衛鞅は国内外への手はずを整える。一方で、孝公の長年の意中の人玄奇を探し出し、咸陽へと連れてくる。
 玄奇を迎えに行った公主は落馬して、流産。孝公の病状を知った太后も、孝公と玄奇の婚儀の日、荧玉公主に、孝公が死んだら、ただちに衛鞅とともに秦を去るように遺言して、世を去る。
 
 孝公も、同じことを衛鞅に言い、自分の死後二人で成し遂げてきた秦の変法が覆されることを案じる。だが、衛鞅は変法はすでに庶民の中に根付き、貴族にはもはや覆すことはできないと言いきる。

 ところで・・・・
 久しぶりに語り合う衛鞅と白雪・・・二人の前にある「料理」これってなんのひらきなんだろね。
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