江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

孫子大伝 その2

5~15集

 週一回の放送で一集ずつというのはやっぱりなんともまだろっこしい。
 録画しといて、何集分かまとめて見てるんだけど、うっかりしててHDがいっぱいになってたりして、きちんと13回目とか抜かしてしまったよw
 まとめて見るという中華電視劇体質、DVD体質になってしまっている自分。
 まあ、もともと大河ドラマとか連続ドラマの類をきちんと毎週見たことはないからなあ(^^;
 
 前回レビューしたのが、放送はじまってすぐだった。
 それから、もう何か月?
 
 その間に、孫武は就職試験の模擬戦で指示に従わないヒロイン漪羅の姉を含む闔閭の妃を二人殺し、就職には成功したもののやっぱり「姐姐の仇~~」ということになってしまう。
 ところが、漪羅は闔閭の公主という格で、孫武の元に第二夫人として降嫁することになる。
 
 当然、初夜には「姉上の仇~」と切りかかるわけですが、切り殺せず、孫武を捨て、呉の国を去っていく。
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 その漪羅がどうしたわけか剣を作る干将の元で修行をしたり、季札のもとで医術の修行をしてたりとなんやかやと脇のエピソードをにぎやかにしています。
 
 本筋では、就職以来9年、ようやく呉は楚を攻めることになり、闔閭は孫武の戦術によってもうすぐ楚の都というところまで迫っている。
 
 孫武に複雑な感情を抱くのは漪羅だけではなく、楚に偵察に行って囚われた孫武を助けた楚の公主とか、大将軍となった孫武を苦々しく思っている糟糠の妻とか、彼の周囲の女性たちはみんな屈折してます。
 
 まあ、季札と漪羅が物語の狂言回しというかアクセントになって、ドラマにアクセントをつけてる感じです。
 でも、王叔であるだけでなく王位を二度も断った無私の人として名望の高い季札を楚軍をかく乱させるためのエージェントとして送り込むってのはいかがなもんでしょうか?演じてるのが午馬だけに、怪しげなところに違和感はまるでありませんが・・・