７２～７８集

　燕青と李逵は宋江のお供で都に。李師師をだきこんで、皇帝に渡りを付け、招安をゲットしようという計画ですな。

　李師師は趙敏＠安以軒です、若蘭＠安以軒ともいうかもw

　李逵が大暴れして、宋江の計画は失敗、これでは梁山泊に帰れないと「家出」した李逵を連れ戻そうとする燕青。すっかりコンビになってます。

　燕青も蘆俊義と別行動してると、道理の通じた立派な好漢で李逵には哥哥と立てながら、うまく操ってる。

　でも、梁山泊を馬鹿にされても、宋江を馬鹿にされても我慢できても、蘆俊義を馬鹿にされると我慢はできないようです。

　宿大尉の働きかけもあって、皇帝は梁山泊に招安を持ちかけるが、人を馬鹿にした内容に宋江でさえ、受け入れられない。

　とうとう朝廷軍と梁山泊軍の戦いに！
　いや～いっぱい入り乱れての肉弾戦・・・見ごたえありました。

　童貫は梁山泊討伐に失敗、とうとう高俅が軍を率いてやってきて、負ける。

　水上・水中の戦いは映画の赤壁より見せたと思う。

　寒い中、上半身裸男が大勢水中で大暴れ、風邪ひかなかっただろうか・・・なにしろこのドラマ、息は白いし、雪は本物だし、本当に寒そうな場面が多い。寒い時期だけに撮影したんでもないだろうけど、少なくとも鎧着込んだ人間でも汗をかかないくらいの気温だったようで、モロ肌脱ぎの紋身組やら、水中要員は本当にごくろうさんと・・・w

　ともかく、高俅は捉えられ、林冲は妻の敵を取ろうとする。その林冲を、宋江は招安のために押しとどめる。

　これが原因で林冲は、悶死するんでしたが、このドラマではもっと積極的です。

　今は梁山泊の兄弟の未来のために我慢してくれ、そのうち仇は取らせるからと誓の印に自分の髪の毛を切ってさしだす宋江。憮然としてそれを受け取った林冲は、その晩二龍山の仲間だった武松、魯智深、楊志たちに別れを告げ、梁山泊を去っていきました。

　この改編は好みです・・・宋江の髪の毛なんかもらってもしかたないとばかりに、梁山泊を出ていく林冲てのは、妖術やらを排除して科学的に物語を進めてきたこのドラマにはマッチしてますわ。でも、人間が水上を走ってましたがw