1~12集
仙剣奇侠伝5のはずなんですが、このタイトルで制作されたドラマです。
仙剣なのにもう胡歌が出てないんだな、と思ってたら、現地でもおんなじことを思う向きが多いようで、「無胡歌 不仙剣」とか言われているようです。10年前なら胡歌がやってただろうなと思う主人公姜雲凡に無心法師でムキムキ筋肉見せびらかしてた韓東君。霍建華たちがやってた主人公とペアになるヒーロー役に鄭元暢という組み合わせ。鄭元暢って、名前だけはよく知ってるんですが、今まで武侠劇というか古装劇に出てないんで、初めて動いているところを見ました。どうせ私は、古装劇偏愛人間です。
3週間分を見たのですが、胡歌抜き、仙剣奇侠伝ではなくても、やっぱりテイストは仙剣シリーズに間違いないです。
主人公の姜雲凡は、実は20年前に邪派よりずっと邪な正派によって幽閉された浄天教の教主姜世离の息子だけど、本人はそれを知らないままに狂風塞の頭の養子として元気いっぱいに育った。
そもそもこの姜世离が幽閉されることになったのは、力を伸ばしてきた浄天教を快く思っていなかった蜀山派の七聖と武林の四大世家が、幽冥族という妖人と浄天教が結託して人間界を攻めようとしているという口実だった。
20年たって、その過去の因縁が動き出したというわけです。
もともとは、雲凡が、唐雨柔、龍幽、小蛮たちとチームを組んで、冒険をするというRPGなんですね。
登場人物がそれぞれに「実は~」という過去とか、秘密を抱えているんですが、その割にはあっさりそれが明らかにされ、さくさくっと進んできました。
姜世离の息子だということが明らかになった雲凡は囚われる。彼の処置を武林の盟主に決めてもらうことになって、皇甫卓に従って旅に出る。囚人だったけど、侠気のある行動を認められ「小侠」と呼ばれるようになる。
彼に同行する唐雨柔、龍幽、小蛮、教主の息子を奪還しようとする配下の毒影・血手。それに雨柔を狙う上官家の如何にもな嫌われ役母子、蜀山派の酒飲み道長とか、妖人は殺せの女道長なんかの七聖、皇甫卓に従っている剣魂とかいっぱい出てきてにぎやかです。
仙剣ですから、これから妖術合戦に古代のなんちゃらとかCGもいっぱいでしょうが、まあまあの出来と言っておきますか。小蛮の使っているカラフルトカゲなんかは、けっこうきちんと動いてます。
ゲーム原作系は日本で出ないと思っていたら、古剣奇譚が出されたんで、これもでるんでしょうか?
私的には、「無胡歌 不仙剣」でも「有筋肉 有舞姫」という感じで見てるんですけど、まだ筋肉充できてませんw
この毎週二日、計4集ずつ更新という公開は、中途半端なんですよねえ。もうちょっとたくさんしてほしい。でも、琅琊榜の時のように毎日というのもおいてかれないようにするのが大変だけど。せめて倍の8集くらいにしてもらいたいなあ。