江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

琅琊榜ツアー その8

五日目(11月21日 雁蕩山 中雁蕩 ~ 寧波 石浦~象山)

イメージ 8
 
 ほとんどバスに乗っていた移動日。なのになんかいっぱい冒険した感じがするのは何故?
 天気も雨降りだしたり、青空になったり、急激に気温が低下したり・・・とってもスリリングでした。
 
 いろいろあった北雁蕩にあるホテルを出発。中雁蕩景区を目指します。
 同じ雁蕩山と言っても、バスで1時間半の距離です。
 
 目的地はここ。
 
イメージ 1
 第1集、梅長蘇と飛流がかっこよく登場するこのシーン。
 
イメージ 2
 実際の撮影はこんな風なところで行われ、外形と合成したわけですが、そのもとになった三湖という人工湖を目指します。
 
 ここも雁蕩山の一部として、観光地化を目指している様子ですが、私たちが訪ねたのはまだ最低でも1年か2年は早かった感じです。
 
 バスがふつうに走れるほどの道路はまだ未整備で住民のみなさんの家の軒下やら店すれすれを皆さんのご協力でぎりぎり通り抜けていきます。ほんとにここ通っていいの?と言いたくなるようなところを超絶技巧の我らが運転手さんが町の人に「この電線、バスが引っかからないか?」とか確かめながら、進みました。ここなんかまだ余裕で広い道。
 
 
イメージ 3
イメージ 4
 ようやくその細い道の町中を抜けて、山道に入ると、ここはまだまだ工事中。
 
イメージ 5
イメージ 6
 
 案内の看板は霊岩景区なんかと同じように立っているのですが、山は崩しかけ、トンネルはまだ作りかけ、道はデコボコ・・・ほんとにここ通っていいのと何度も繰り返しながら、湖に到着。寝る前にチェックしたスマホの万歩計が、実際に歩いた感じより倍も多く数字をはじき出していたのは、がたがた道で車ごと揺られたせいでしょうかねえ?
 
 でも!がんばってバスの座席握りしめてやってきたかいがありました。こんな美しい景色が待ってました。
 唐突に現れた観光バスになんじゃ?という住民の皆さん、工事関係者のみなさん、おじゃまさまでした!おかげでこの風景が見られました。
 
イメージ 7
 梅長蘇のどうやって動かしているかわからない魔法の船が浮かんでいたのは、ここだろうか、いやこっち?と言いながら、風景を楽しみました。合成を重ねているんでなかなかここだと言い切るのは難しいんですが、多分この辺?
イメージ 9
 帰りも同じ道で降りていって高速へという運転手さんでしたが、そこは少し遠回りだけど整備された道に変更してもらいました。
 
イメージ 15
 けど、中国のこういう山って、どれでもずぼって抜けて蜀山みたいに空中に浮かんでいきそうに見えるんですよね~
 
 中雁蕩景区を離れると、私たちは今夜宿泊する象山へとバスを走らせます。
 
 ここから210㎞約3時間の移動です。でも、高速道路が毎度おなじみ予告なしの工事をしているとかで、もっと時間がかかるだろうということです。
 昼食は、途中で適当な店を見つけて、そこでということで、それもなんかわくわくします。
 
 でも、結局休憩とか含めて5時間ぐらいはかかったんじゃないか?。
 
イメージ 10
 2時間ぐらい走って、昼食は神仙居というすばらしい名前の地方のバイキングスタイルの餐庁で。お金を払って、カードをもらって、そのカードを服務員に渡すと皿とお椀と箸をくれて、後は飲み物まで含めて食べ放題というシステム。
イメージ 11
 料理もけっこうな種類がありましたが、圧倒的にアヒルが多かった気がします。アヒルの足、アヒルの頭、アヒルの血の固めたの、アヒルのむね肉とかもも肉とか。それに豆腐、魚、青菜やレンコン、枝豆・・・味付けは濃いめでしたが、けっこうおいしかった。丸ごとゆでた里芋と、辛くないマーボ豆腐みたいなのが気に入りました。ドリンクフリーにはビールも含まれていましたが、さすがに高速道路のサービスエリア、ビール飲んでる人は見かけませんでした。コーラとオレンジジュースとスプライトのビッグスリー
 
 隣の超市でド兄さんのパンツを発見したり、劉濤のどら焼き見つけたりして、またキャッキャとひと騒ぎ。
 
 昨日まではあんなに蒸し暑かったのに、あったかいコーヒーがほしくなるほどに気温低下。やっとコートの出番が来ました。
 
イメージ 16
 神仙居というだけあって、確かに神仙のいそうな遠くに見える山々とお別れ。またひたすら走る。
 
 途中で、みかんをいただいたり、昼寝したりして、今度は寧海のサービスエリアで一休み。飲み物や小吃を買い込みました。
 
 バスの中でお菓子の交換会w
 でも、琅琊榜といえば蜜柑。火薬のにおいはしないかちゃんと確かめてからおいしくいただきました。
 
 今日の最後の観光地、寧波の石浦漁港古城景区についた時はもう港は真っ暗でした、残念。
 
イメージ 12
 
 石浦漁港の古鎮は、みんなが口々に台湾の九份みたいだよねというほどよく似た雰囲気の坂のある古い街でした。でももう暗かったので、ここでも今頃何?という住民の皆さんの視線がw
 
イメージ 17
イメージ 14
 
イメージ 13
 
 そこを下りてくると広場で町の人々が大勢集まって、体操してました。音楽に乗って、軽く足踏みしながら腕を前後に振ったり、肩に当てて左右に向いたり・・・いったいどこからこれだけの人が?と思いましたが、この時間には皆さん仕事を終えて、ゆっくりされているわけですね。いいことです。
 
 少し遅くなりましたが、夕食タイム。今日こそはほんとうにとれとれの海鮮料理をいただきました。
 
イメージ 19
 
イメージ 18

 明日はいよいよ琅琊榜ツアー最後の目的地象山影視城です。