江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

孤芳不自賞 その4

51~62集

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 なんで見てるんだと言われ続けているうちに、もう終わってしまいました。
 
 白娉婷と楚北捷が生き別れになっているうちに、何侠は次々と兵を進め、涼、燕、晋を攻撃、天下を手中しかけている。彼の暴走を不安がる耀天公主にも止められない。
 
 楚北捷は晋を去り、涼で名前を冬定南と偽って妓楼を経営している。彼の片腕は晋の将軍の遺児燕十三娘だが、彼女は楚北捷に相手にはされないものの恋心を抱いている。彼は、密かに状況を把握し、食料や軍備を備蓄し、戦争に備えている。
 
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 涼に何侠の軍勢が迫り、白娉婷たちもそれを逃れるために梅林を去る。
 
 そして、二人が再会するまでのお約束のすれ違いがw
 
 ようやく再会したら、また元のべたべた。ちゃんと子どもがお父さんと呼んでくれないイベントもクリア。
 
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 楚北捷は、晋の都を逃れ何侠軍に追われる晋王司馬弘一行を助ける。王位を譲って、晋王退場。
 耀天公主も、このまま軍拡を続けたら、逆に白蘭が危ういと案じる重臣たちに迫られ、何侠に毒酒を飲まそうとするが、結局自分がそれを飲んで退場。何侠、大ショックで、以後公主の幻を見て苦しむことになる。そんな性格してたか?
 
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 白娉婷は、出陣した楚北捷の代わりに町を守って大活躍。最後に何侠と楚北捷が一騎打ち。楚北捷危うしという所で、白娉婷が体当たり、何侠もろともに城壁から落ちていって・・・あれ?と思ったら、最後の最後で何侠が白娉婷を城壁の上に投げ上げ、一人死んでいく。
 
 そして、二人は王と王妃になりましたとさ・・・全編の終わり。
 
 とにかく何一つ予想を裏切らない展開。
 
 後宮に入った白娉婷がいびられるような展開なら放り出していましたが、いびられたの駙馬になった何侠の方でしっかり報復していました。
 
 この何侠と耀天公主の組み合わせも、どうせ男は復讐心ゆえに身を滅ぼし、女はつまらない男に引っかかったばかりに身を亡ぼすというパタンだと思ったらばっちりその通り。
 
 いい加減にやってるようで、脚本はしっかりと白娉婷無双で展開。ぶれない姿勢w
 
 突っ込もうと思えば突込みところは掃いて捨てるほど。
 
 例えば~
 いったい白娉婷と楚北捷は何回「結婚式」やった?最初の染物屋で村のやり方で、崖下で二人で、晋王の手配で正式にで三回?色んなパタンを見たい要望に応えているのかw
 白娉婷は、どんな状況でも白のふわふわした衣装。他の女性キャラはけっこうそれなりにTPOに合わせるのに彼女だけいつもふわふわ。
 晋王の即位の場面、楚北捷と並んで白娉婷が玉座についている。何侠なんか、ずっと臣下の一人だったのに。
とかw
 
 お約束の展開がいっぱいでマンネリになるかというと、あれよあれよと話が進んでいくのが、逆に楽しかった。
 話にも、キャラにも深みを求めるような種類のドラマじゃないけど、一気に見てしまったのはこの細かいことはいいじゃん~というあっけらかんとしたドラマ作りにまんまとのせられたせいかもしれません。
 
演員表
 
鐘漢良     飾  楚北捷   孫博
Angelababy  飾  白娉婷   季冠霖
甘婷婷     飾  耀天公主  楊夢露
孫艺洲     飾  何 侠   陳浩
于 波     飾  司馬弘   王秋明
麦迪娜     飾  陽 鳳   趙双
亓 航     飾  則 尹
鄧 莎     飾  張貴妃    張喆
程皓楓     飾  張文征    商虹
劉萌萌     飾  燕十三娘   喬詩語 
魏炳樺     飾  楚漠然    劉三木
邹 楊     飾  醉 菊
胡文喆     飾  冬 灼
 
職員表
出品人  趙依芳
制作人  趙建瓴、邵文依、孫玖江
監制   冀安
原著   風弄
導演   鞠覚亮、邵警輝、孫夢飛
編劇   張永琛、冀安、于珂