江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鬼吹灯之黄皮子墳

1~20集(大結局)

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 旅日記にちょっと割込み。
 
 天下覇唱原作の鬼吹灯シリーズの一つ。20集で終わりです。
 
 2,3年前から大流行の盗墓ものですが、南派三叔の盗墓筆記、老九門が今年は続き出てこないのに、天下覇唱の鬼吹灯の方は映画二本に続いて、去年は靳東主演の精絶古城が出て、この夏はこの黄皮子墳と牧野詭事が同時に出てきました。
 
 ネットでも、どの胡八一が好み?とかいう話題が賑やかでしたが・・・迷子的にはやっぱり靳東のがいいかな?
 
 胡八一の息子を主人公にした牧野詭事の方は第1集見たところで、目が点になってそのままフリーズしてます。もう終わってるので、暇になったら見るかもしれません。
 でも、この夏から秋ににかけて、めっちゃ見たい、気になるドラマが続いてるんですよね。そこに刺客列伝みたいにノーマークが飛び込んでくるんで、目が点になったのまで構ってる暇があるかどうか?
 
 この黄皮子墳は、シャーリーにアメリカに呼ばれた胡八一と王凱旋が旅支度をしながら、若い日の下放知識青年時代の出来事を振り返るという話になっています。
 精絶古城でも少しふれられたりしていたし、映画にも被る部分もあって、話のつながりを気にしだすとキリがない感じです。
 
 とにかく、その下放された貧しい村で暮らす胡八一と王凱旋が黄皮子というオゴジョかイタチみたいな動物の毛皮が高く売れると聞いて、村の娘燕子や猟師の父娘と共にそれを追っかけて、黄皮子墳と呼ばれる洞穴に入っていく話から始まります。
 この何やら不思議な動物が今回のキーになっています。
 
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 で、そこから命からがら逃げたというのが前半の話。
 
 後半は、内蒙古下放されている友人丁思甜からの手紙を受け取った二人がくっついてきた燕子と三人で彼女に会いに内蒙古へ移動。
 
 そこで、日本軍の残した地下の基地を見つけて入っていくと・・・という話。
 ここにもまたあの不思議な動物が姿を現し、ミイラとか怪物とか、黄大仙の呪いとかが、次々と主人公たちに襲い掛かる。息も絶え絶えな一行、でも誰も死なない・・・
 
 地下シーンはほとんど合成、CGの怪物やらが大活躍ですが、人と直接殴り合うような場面以外は上出来。動物の目を通した人間たちの様子とかはなかなか面白かった。
 
 でも、やっぱり実際にロケをしている内蒙古の圧倒的な自然、射鵰英雄伝かと思うような馬の大群・・・そういうものの持つ圧倒的な厚みにはかないませんね。
 
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 阮経天の胡八一は、若い時代ならではのイキの良さとともに、将来の胡八一を彷彿とさせるところもあって好演だったと思います。これが、若くて調子のいいだけのイケメンとかになっちゃうとどうしようもない感じ・・・いや、別に牧野詭事のことを言ってるわけじゃないですが。第1集しか見てないから、誤解かもしれん。
 
 これ、鬼吹灯2ともクレジットされてるんですが、配役はもちろん監督以下のスタッフも精絶古城とは違うんですよね。だから無理に絡めて見る必要はないんでしょうけど、気にはなります。
 
 このヤング胡八一の話もシリーズ化されるんでしょうか?
 
演員
 
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阮経天  飾  胡八一  若いと言っても、靳東と6歳しか違わない模様・・・
徐 璐  飾  画眉     甄嬛伝でヒロインの妹してました。
郝 好  飾  丁思甜
劉 潮  飾  王凱旋   こっちはひらひら天龍八部の游担之 
尚鉄龍  飾  敲山老漢
胡暁光  飾  老羊皮
李玉洁  飾  燕子
 
職員
制作人 李凱、方芳、朱文玖、楊丹
監制 鄭剣鋒、王娟
原著 天下霸唱
導演 管虎、費振翔
編劇 馮骥、徐速