江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

琅琊榜之風起長林 その8

43~48集

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 週明けの49,50集で大結局なので、視聴速度を調整してました。あんまり間があくと、話がつながらなくなるのが心配だったりするw
 
 蕭元啓を怪しむ蕭平旌の手紙が荀白水のもとに届く。岳銀川の告発も不発に終わるが、それでも蕭元啓に疑念を抱いた荀白水。
 
 その動きを察知した蕭元啓は、東海の墨淄侯の配下戚夫人を使って荀白水暗殺。その戚夫人も墨淄侯が梁を攻めようとしていることを察知した元啓に殺される。
 
 一方、琅琊閣では平旌がようやく林奚と結婚するとなって、嫂蒙浅雪が婚礼の準備にテンション上がっている。
 
 ところが、そこに荀白水暗殺の知らせが入ってきて、平旌は荀飛盞と共に下山して、皇帝を助ける決意。林奚に、必ず帰ってくるから待っていてほしいというけど、「必ず戻ってきて、いつまでも待ってるわ」とならないヒロイン像は好感が持てる。
 
 元啓と狄明は三月春猟を好機として、九安山を攻撃するつもりだったけど、兄の荀白水を亡くしたばかりなのにと太后が言いだして、あっさり中止。ここに来て、こんなネタぶち込んでくるんだものなあw
 けど、50年前のこととはいえ、九安山での誉王の謀叛が失敗した事実は歴史として残ってるはずなんだけど・・・
 
 それでも、とにかく謀叛を起こし、たちまちのうちに金陵城を占拠。皇帝や太后重臣たちを捕える。
 
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 皇位を狙っている元啓はともかく太后の指示で一家が病没した恨みを晴らしたい狄明は、彼女が責任を認めて自死したことで謀反の理由を無くしている。元啓は自分は武靖帝の孫で、こんな女の息子より帝位にふさわしいと主張して、譲位を強要。
 
 下山した平旌は長林軍の旧部だけでなく、合流した各地の軍も率いてたちまち金陵城に迫る。監禁される寸前の皇帝の意を受けて金陵城を脱出した岳銀川もようやく平旌と出会って、託された天子の宝印を差し出す。
 
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 まずは皇帝を助けねばと、平旌と飛盞は二人で城内に潜入。皇帝を助けて、隠すと言ってますが、ひょっとして隠す先は旧蘇宅?そして、長林王自ら潜入するのはだめだと主張する岳銀川は正しい。
 
 こんなクライマックスに来て新登場の岳銀川がここまで活躍するとは思わなかった。
 
 琅琊山を下りる平旌に藺晨が送ったのは、どう見ても林殊の残したアレ。
 
 ちょこちょこと琅琊榜につながる話題や人名も登場、ファン心をくすぐってきます。琅琊閣のネットワークも登場してますが、ほんと江左盟が出てこない。というか、江湖の人々が出てこない。琅琊閣と済風堂くらいなのは寂しい限り。
 
 そういや、水軍に熟達した将軍の残した秘伝書みたいのが出てきましたが、これが衛将軍なんですね。やっぱりこの琅琊榜2はあくまでもドラマの続編なんだと確認。原作だと水軍に長けていたのは霓凰郡主と結婚した聶鐸ですから。となると、このドラマの小説版はどうなるんだ?とか出てないものの心配までしてみたり…
 
 皇帝を退位させる儀式までこぎつけていたのに、長林軍の出現で掌中に収めたと思った天下がこぼれていく元啓が、好い日はたった三日と嘆くのは、日本人的には明智光秀の三日天下を連想。すると、平旌が秀吉か?
 
 ともかく後2集!