江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大唐魔盗団 その1

1~12集

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 題名の通り、唐代を舞台したコメディタッチのドラマです。
 
 実はずっと配信されるのを心待ちにしてた。
 
 2017年に第2回の琅琊榜ツアーで象山衛視城を尋ねたときにちょうどこのドラマの撮影準備中だったのです。琅琊榜で蘇宅に使われた建物ではスタッフが雨の中庭に牡丹の花をいっぱい設置してたり、室内では大工作業とかカーテンやインテリアの設置作業が行われていました。
 ドラマの最初の方で、この牡丹の花いっぱいの庭石が重要なポイントとして登場、梅長蘇の書斎に使われていた部屋には華麗なカーテンがいっぱいつるされ、楊貴妃の寝所になってました。
 
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 私たちが前でワーワーやってた靖王府は当時「馬府」の額がかかってましたが、別のドラマだったのでしょうか。ここでは外は安禄山の屋敷の門、中は大理寺とかに使われてました。
 
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 他にも誉王府やら寧国公府、王宮、蘇宅の一部に使っていたというより将軍在上の葉昭たちの屋敷になってた白い庭のある建物とか象山衛視城で見た懐かしい建物がいっぱい。
 
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 それに時期的に町全体のしつらえが私たちが雨の中ウロウロしていた景色そのままなのもうれしい。
 
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 なので、今回の画像は琅琊榜ツアー2参加者ならわかってもらえる場面メインです。
 
 ドラマ自体も「そう言われれば出てたっけ~」程度で知らないも同然の演員ばっかりの低予算ドラマとタカをくくっていたところもあるのですが、なんのなんの結構面白いです。
 いや、実際低予算ドラマ。女児国の衛兵たちの制服、犀利仁師の弘文学園の制服をほぼそのまま使ってますw
 
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 ただ、キャスト的にはほんとに私のよく知ってるって俳優さん出てないし、俳優の魅力で引っ張るタイプのドラマではないと思います。
 
 そして、どういうわけか今回一番のイケメンはこの安禄山・・・うっそ~ですよね。
 中の人は三生三世十里桃花で墨淵の二番弟子長衫やってたそうで、さすがにそういわれると見覚えが。
 
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 後のメンバーはあんまり古装に出てる人いない感じです。
 
 簡単にお話を紹介すると…主人公たち大唐魔盗団というのは魔術というよりはほとんど幻術、妖術を操る泥棒。ところがその腕を見込まれて安禄山に捉えられ、逃げおおせたとほっとしたら毒にやられていて、解毒してほしかったら麒麟角を探し出して持ってこいと命じられる。
 その麒麟角は女児国にあるというので、早速女児国に向かうのですが・・・
 
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 この大唐魔盗団を名乗る四人、大師兄李天は盗みの罪で刑部の牢に囚われているが、優雅な暮らしぶり。実はで幻術を操ってどこでもドア的に自由自在に出入りする技を持ってる。ハリポタに出て来たような姿を隠す布も持ってるが、空も飛べるらしいのでハリーのより使い道ありそう。二師兄陸大勇は空中にはしごを呼び出して、こちらもどこでもドア。小師兄徐二郎は占術や布陣の技を使う。金の亡者な小師妹聶小芊は香を操って幻を見せたり、薬を作ったりしている。
 
 この李天こそが官銀を盗んだ張本人と考えている大理寺の大理寺少卿薛少秋、安禄山に命じられた李天たちの監視役花妖の花霊が麒麟角を求めて、動き出します。
 
 軽いコメディタッチで気楽に見られるドラマです。
 
 ただ、このドラマ、2017年に実施された第2回目の琅琊榜ツアーに参加した私には特別楽しいです。
 ちょうどロケをしていたというと三国機密とか天下長安とかも同じなんですが、まったく内容に期待してなかった作品だけに余計に得した気分です。
 
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 しかし、この写真撮っておいてよかった~でなきゃ、スルーしてしまったかもしれないもの。危ない危ない。
 
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 24集のうちちょうど半分見ました。ここで一区切りしてるんですが、おいおい~~というあっというような展開というか仕掛けがされていました。
 ミステリファンとしては、それあり?って気もしますが、意外性もあったし理由付けもされていたのでよしとしますか。気になる方はドラマをご覧ください。