31~34集(大結局)
終わっちゃいました。おもしろかったです。とにかく場面の展開、話の展開がスピーディで目を離せなかったです。
登場人物は多いし、舞台になる町も多いし、話のベースになる設定や「覚えておくべき」要素も決して単純でもないし量的にも少なくない。だけど、それを負担に感じたのは初めだけで、ドラマの世界観になじむと抵抗なく新しいエピソードを楽しむことができました。
4集だけ残っていた今回視聴分は、華民初率いる外八行の面々と方遠極率いる新八行の対決。
けれど、その前提になるのは持巻人の状況判断と謀略。すでに上海に戻る以前から、華民初が対策を立て、そのための手立てを講じていたことも明らかにされ、持巻人として彼が目覚ましく成長していたことを方遠極と共に視聴者も感じることになりました。
騙し騙されという話をたっぷり楽しんだ後、それぞれの行主同士の対決、民初が仕掛けた罠に方遠極をはめたところからの方遠極と民初、希水たちの戦いとアクションもたっぷり。やはり見どころは、黒紗行の一方の武芸です。八行には武芸者も多いですが、華民初は戦闘力は高いけど武芸者ではないので、戦い方がしっかり区別されていました。
すべてが終わって、外八行を完全に解散し、それぞれが新しい生活に向けて歩み出すという形できれいにラストを迎えています。
私が希望していた修慶演じる章羽がラスボス、華民初の父親という誰得展開は全くの外れ。
ま、そりゃそうだw
ラスボスはやっぱりお前か~ということになって、章羽@修慶もさすがに爽やかに仙流行のエンドマークを付けて終わりました。
それにしても、外八行の行主や主だったメンバーだけでも30人くらいは出てきているし、舞台が移るたびにそこで出会う八行以外の登場人物もいっぱい出てきているのに、それぞれのキャラが鮮やかに立っているのには感心しました。
外八行のそれぞれの行の「専門分野」、本拠地の造形も個性的で楽しく見られました。専門分野にふさわしい配役とキャラづくりがされているのはもちろん。一方の言杰のキレの良いアクションと武侠風味のキャラ、民初を挟む形になる希水と鐘瑶の山育ちの無邪気な娘と大富豪の令嬢という対比、商女行を束ねる金綉娘の華麗なチャイナドレスが見せる成熟した大人の女性の魅力と若い希水や花谷との対比も鮮やか。花谷と爵爺、柯書たち若者組の軽快さと八仙の老獪、章羽のうさん臭さとかそれぞれを楽しく見られました。
陳凱歌が初めてネットドラマを手掛けたということが話題でしたが、期待を裏切られることはありませんでした。
いろいろ言いたいことはあるんですが、これも日本で出てきそうな気がするのです。何しろ陳凱歌作品。それに民国期ドラマなんですが、抗日要素がないのもそう思う理由。
なので、楽しみを残して、ラスボスの正体とかいろいろここでは言及しないでおこうと思います。でるといいな~
演 員 角 色 配音
欧 豪 飾 华民初
谭松韵 飾 希水
王紫璇 飾 钟瑶
秦 岚 飾 金绣娘 邱秋
金士杰 飾 八 仙
修 庆 飾 章三爷
谭 凯 飾 杨照山 刘琮
李光复 飾 墨知山
曹可凡 飾 栾督办
程星源 飾 启 鸣 张赫
刘剑羽 飾 柯 书
龚婉怡 飾 花 谷 冯岚
姜 寒 飾 爵 爷 史泽鲲
张傲月 飾 方远极
言 杰 飾 一方
職 員
出品人 龚宇、郝季风(联合)
制作人 戴莹(总制片人),郝季风(总制片人),卞江(制片人),董小康(制片人)
監 制 陈凯歌(总)、王晓晖(总)
導 演 杨述、刘坦、高峰(执行导演)、闫奕琨(执行导演)
編 劇 林老狗(总编剧)、郝季风(剧本总监)、青枚、孙苑、戴勇、武聪、方芳、
张忆安、章雪滢
美術設計 赵京(指导)
動作指導 江道海、吴兴宇、程翔、刘佳宾
造型設計 黄薇(指导)、王珏文(执行)
服装設計 黄薇(指导)、王珏文(执行)