8~18集
話が速い!さすが80集を45集まで縮めただけのことはあるw
朱棣と徐妙雲の婚礼の夜が明けると演員交代してました。そもそも撮影当時27歳の成毅に朱棣子役をさせるのはどうなんだ?という突っ込みも見かけましたが、交代した馮紹峰が17,8歳とか言われてる方が困惑。
悪いが彼にはもうその年は無理がある。鐘漢良みたいにいくつになっても「王子様」役のできる人もいれば、それはちょっとな~な人もいるわけで。馮紹峰の場合、片頭片尾で見かける老年朱棣の方がしっくりくる感じで、もっと先の方を見るのが楽しみ。
「私となんか結婚したくないんでしょ」と同衾拒否されていた成毅朱棣。中の人交代したら、すっかり息の合った夫婦になっていました。もっとも馮紹峰の朱棣、「知否知否应是绿肥红瘦」の顧廷燁に見えると評判ですなw
その燕王朱棣、ネット情報によると徐達の軍で経験を積んで敵の首級をとったりとそれなりに軍功も上げたはずなんですが、すっかりその辺飛ばされています。
そして、朱元璋の猜疑心から爆誕した錦衣衛を率いることになった燕王。でも、そのあたりの経緯が全く見えない。気が付くと、燕王がまた朱四郎と名乗って鳳陽の屯田兵の下級士官に化けて潜入捜査。
やっぱり中の人馮紹峰ですな~とかw
話ずれますが、電視劇への規制が強くなった時に長さや俳優の出演料なんかと、史実に基づかない歴史劇はダメというのがあったと思うのです。そのせいもあって45集に圧縮されたという話も見かけたのですが、これ史実?というのがありすぎて大いに困惑しています。
官僚の不正を暴き、民衆を助けるというのが燕王だけでなく、皇帝朱元璋や太子朱標の根本となっています。だからと言って何をしてもいいというわけじゃ・・・💦
鳳陽から戻った後、今度はさらに大規模に錦衣衛を率いて官吏たちの摘発を続ける燕王。彼の容赦ないやり方に地方の官吏たちも大臣たちも震え上がります。
太子は錦衣衛は非常時には仕方ないが、あってはならない組織と否定的。錦衣衛の活動を巡って言い争う太子と燕王兄弟の様子を見て、燕王への不信感を膨らませる太子の次男朱允炆と、今後の展開に向けての布石もしっかり打ってます。
今回視聴分では、朱棣と徐妙雲の出来すぎる夫婦関係、難産の末に朱高熾、朱高煦の誕生というプライベートも含みつつ、錦衣衛の活躍?暗躍?がメイン。このドラマで錦衣衛の存在がこんなに大きく扱われるとは思っていなかったのです。
汚職官吏不良役人を徹底的に排除しようというのが空印の案ということで、次は胡惟庸の獄・・・あれえ?となったところで18集まで来ました。
やっぱり話が半分近くまで削られてしまったせいで、話が続いてない、なんかエピソード飛ばしたなと感じることも多い。たいていは想像で補ってるんですが、基本的な知識が足らない自分としてはあれ?と首をひねってしまうことも多いです。
北元の長公主で秦王妃となった王月憫と北元の公主伯雅倫海別たちはずっと北元と連絡を取ってるし、兄の秦王と晋王の二人は藩王として都を去ったのに燕王だけは都にとどまっているとか、官僚たちは反燕王で固まってるしといろいろ不安定要素いっぱい。
とはいえ、45集分の18集がおわりました。そろそろ何晨銘の太子ともお別れなんでしょうね。一応はドラマの流れの予想がつくだけにちょっとしんどい気分です。
これから月末に向けて、先月の古装劇日照りは何だったの?と言いたくなるような古装劇新作がつるべ打ちに配信開始予定です。このドラマのように長年塩漬けになっていたのとかも混ざっていて、楽しみ。でも、そんなにたくさん見られるかな?
という状況で、「玉面桃花総相逢」とかが落っこちそうになってます。かろうじて「恰似故人歸」はなんとかクリアできそうです。なのに、何で「慶余年」や「贅婿」リピしてんでしょうね~