江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

風起隴西 その2

9~16集


 計画通りに8×2で16集を見たところで、一区切り。全部で24集しかないんで次回更新でもう総まとめ。

 抹殺した糜冲を名乗って五仙道に潜入した陳恭、そこには妻の翟悦が大祭酒黄預の元にすでに潜入し、未来の妻という位置を獲得していた。

 司聞曹では、李厳に送り込まれた李邈が馮膺こそ燭龍だと獄に落とす。荀詡はこれを助けようとします。

 脱獄した馮膺は指名手配犯として追われますが、彼は起死回生の策を打ちます。

 

 ということで、蜀と魏、それに五仙道の本拠をメインに舞台を細かく入れ替えながら、物語が展開。こまめにここはどこ、私は誰というのがテロップで出されるので、とっても助かる。

 

 何しろ諜報機関のドラマですから、誰一人信用できない話が展開します。

 

 今回視聴分で燭龍の正体が暴かれ、陳恭と荀詡の計略で五仙道の蜀漢攻撃は失敗。司聞曹の勢力地図も大きく書き換えられました。

 16集ラスト近くになって、魏の郭淮が登場。魏の諜報機関間軍司を作ったのは彼という設定。いかにもな人物を当ててきますな。今まで姿を見せていなかった彼の計略も着々と動いているようで、まだまだ紆余曲折があるはず。そして、やっぱり誰が敵で味方か最後の最後まではっきりしない、誰一人信用できないままに話が進むはずです。

 

 このドラマの構成では特徴的なことが二つ。一つは、各話に「サブタイトル」が付けられていること。これが兵法三十六計からとられていて、毎回その回のドラマの内容を反映しています。「美人計」とかはずばりそのものw

 三十六のうちの二十四が出てくるものと思われますが、次は何が出てくるかも楽しみの一つです。

 

 もう一つが最近流行している?今回のお話のまとめ的な一席。今回は、馮膺の亡き妻の弟孫令がそのキャラとして「今回のお話」を語っています。普通にポイントを説明してくれるだけでなく、キャラとしてドラマ内の出来事や自分への扱いなんかについて突っ込んだり、言い訳をしたりしてるのが何とも楽しい。でも、こいつ、実はラスボスじゃないんか?とか思えてしまうのが、このドラマw

 

 私的には待っていた郭京飛の郭淮も出てきました。これからは彼の陰謀vs・・・になるんですかね?でも、相手は誰なんでしょw
 もはや誰が何をしていても驚かない視聴者です。