21~28集
全32集を起承転結の4パートにわけたとすると「転」ということになる今回視聴分ということになるでしょうか。20集までに出てきた親子の間の矛盾、麻薬組織壊滅のための作戦、陳宇と呉振峰の関係、陳宇と楊玲の関係など多くのパーツで大きな進捗や破綻が起こり、ドラマは大きく進展しました。
呉振峰を追う陳宇ですが、一人でずっと同じ車を運転し続けて、近くに停車したりして気づかれないなんてことあるんか?私なんかでも、ずっと同じ車が後ろにいたりするとなんか気になりますがね~だいたい捜査官が一人で尾行や監視するもんか?などとつっこみつつのドラマ視聴になった気がする今回視聴分。
雲河県だけでなく省をあげての麻薬組織壊滅作戦。それに協力して組織に潜り込む呉振峰、それを追う陳宇。最初は呉振峰を信じられなかった陳宇が、だんだんと彼の行動の真意に気づいていくあたりが見どころですね。
最初はこの二人が潜入捜査官として活躍するアメリカのドラマに見たようなドラマ展開を予想していたのですが、相当に予想が外れました。二人が信頼関係を取り戻すというか、築いていく過程がここまでの長さを使って描かれました。
反対に楊玲との恋愛関係には困難が降りかかります。
楊玲の中の人郭暁婷、こういう張り詰めたキャラの表現がうまいですね~
そして数多くの「親子」
主に「親」が「子」をどうするのかということになります。ある親は子を捨て、ある親は殺し、またある親は子を救うために共に闇落ち・・・とさまざまな「親子」の姿が描かれました。多分、この先の話では、逆に「子」が「親」にどう対していくのかという話も出てくるのではないかと予想。
それにしても、いろいろ悲劇に終わりそうな気がしてならない。
麻薬組織壊滅の裏に多くの犠牲が・・・などという〆のナレーションが聞こえるようです。
それでも、場面の展開の速さ、スピード感、人間関係部分の描写の厚さは見ごたえ十分。さすが、傅東育ドラマと十分満足して視聴中。けど、更新が一日1集はやっぱり遅いw