江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

碧血剣 その16

  黄飛鴻だわ

 

 烏合の衆だということを暴露してしまった金蛇営、早速海岸で集団訓練。何度見ても頭に響くのは「ちゃーんちゃんちゃか・・・」ってワンチャイのテーマソング。

 

 今回もまた、はでなチャンチャンバラバラがうれしい・・・けど、清軍vs烏合の衆いえ、武林のご一行の戦いぶりは、あんまりモブシーンすぎて、ちょいと面白みにかける。金蛇剣が持ち主の感情にリンクして、えらい力を発揮することがわかったわけです。
 戦いの途中、戦場を離脱した阿九と袁承志の二度目の別れ、引き止めたいの承志と残るわけにはいかない阿九。それに嫉妬する青青。君のこと気にかけてる・・・といっても、まだ承志は女性として青青を見てないよなあ。もひとつ、盟主自ら戦線離脱とは、いくらなんでも盟主の自覚なさすぎ。あんたも一緒に、海岸で練習だわ、承志くん。

 

 阿九が安剣清たちを「公主の命が聞けないの」とひっぱりまわす・・・でも、「阿九様がお見えです」なんて、一兵士が公主の名前を言うならば「チャン」付けで読んだり、一人で旅してるなんて知ってたりしていいもんだろうか。

 

 孟伯飛邸でのやりとりは、張P自ら乗り出してます。この人がピアノ線に吊られてるって、棺から飛び出した王朝陽以来でしょうか。あの体格で、ピアノ線・・・引っ張るほうも大変だったと思いますが、ご本人さんもさぞかし体に青あざができたことでしょう。

 

しかしなあ、一癖も二癖もありそうな顔つきのおじさんたちが、まじめな顔して「ももまんじゅう」って言ってると、それだけでなんか笑えてくる。「寿桃」も読む分にはいいけど、「じゅとー」っていわれてもなんだかわかんないだろうし・・・悩ましいところですかねえ。