江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

08射鵰英雄伝 その7

「男女六人江湖物語」


イメージ 1登場人物たちをトレースしてみました。
ネタばれてるように思うので、「こりゃ!」っという方はスルー願います。

郭靖(胡歌)
2006年に撮影始まった時に、イメージ作りのために5キロ太ったとか日焼けしたとかって話があったけど、そんなに違和感はなかった。ぶかぶかの衣装でずいぶん「ふくらませて」いたけど、別にそんな必要もなかったような気がする。ぼんやりした李亜鵬版とは違ったほんわかした「傻哥哥」で今風。例の事故でやっぱり傷跡が右の瞼に残ってしまったのは、気の毒。とことんやさしく、素直な郭靖。気は優しくて力持ちって感じ。

楊康(袁弘)
こちらも悩める現代の若者の振幅を大きくした感じの楊康像。
ほんとは郭靖に負けないくらい素直でやさしい人間なのに、周りに振り回されてどんどん悪いほうに転がって行ってしまった。
自分を大きく見せたい、天下第一の何者かになりたいと悪あがきして、結局郭靖の懐の広さに救われる。表情の豊かさが印象的だった。
しかし、「3年待ってくれ」って何をどうする気だったんだろ。

黄蓉(林依晨)
こっちはダイエットしたらしいけど、あんまり聡明さが伝わってこない。くるくる変わる表情がかわいい。

穆念慈(劉詩詩)
なんだかあいまいな感じで、結局楊康をふりまわす。愛してはいるんだけど、信じきれない。いつも切羽詰まった感じで、苦手。終りのほうで、丘処機に啖呵を切ったのが、ただ一つのすっきりシーン。

欧陽克(李解)
今回は「主演」だなあ。金王府を去った楊康を迷わせ、追い詰めて完顔洪烈のところに帰らせる。自分も西毒の実の息子という位置を確保するためにあがいている。黄蓉から穆念慈に「乗り換えて」五角関係を維持。

華箏(謝娜)
あれだけ「愛してるのは黄蓉」と言い切られても、郭靖との結婚にすがりつく感覚は私には不可解。他の女を心底愛してる男と結婚して何にもいいことないと思うけど。それも若さゆえですか…
郭靖をめぐって黄蓉と三角関係をつくっているようで、実はそうなっていないよなあ。

ということで、「男女六人江湖物語」でした。
なんか舞台を変えると台湾の時装劇か韓流ドラマにもなりそう。
だけど、やっぱり射鵰英雄伝なのよね。ずいぶん話は入れ替わってても根本は押さえてるように思う。
あんまり原作から離れずに、派手にお金と人を使った演出で「見せる」のが張紀中流なら、こうしたらもっとおもしろくなるとどんどこ付け加えていった脚本で「見せる」のが李国立流なんでしょうか。