17~20集
郭靖が許してやろうとした帰雲荘の裏切者が段天徳だとわかったところから。
楊康が段天徳を殺し、郭清と義兄弟の契りを結ぶ。
この楊康は、この段階ではしっかりと自分は楊康だと宣言。郭清との義兄弟案件も気持ちよく受け入れて、大哥!と呼んでいます。
江南七怪と別れて、二人で完顔洪烈を探しに行く。途中で、郭清は黄蓉と再会。再会した二人の様子はもうかわいいとしか言いようがない。
程遥迦を誘拐しようとした欧陽克との戦いになって、洪七公から降龍十八掌の残り三掌も伝授される。
しかし、ほんとぴらぴらでいかにも淫賊な欧陽克だわ・・・可愛げないんだよなあ
三人は完顔洪烈を見つけるが、楊康が逃がしてしまい、それを欧陽克にさらわれて棺の中に入れられていた穆念慈がすっかり聞いてしまう。
この時の楊康と完顔洪烈のやりとりはなかなかよかったです。いつまでも完顔康の名を捨てられずうじうじしているパタンも多いけど、今回は18年間父親であったということの方に比重がある感じです。それでも金国の王子という身分を捨てた自分は何者なのか、郭靖と比べて自分はなんだと思い悩み始めてます。
現段階での楊康が、完顔康から遠ざかれば遠ざかるほど、後半の展開が楽しみです。
ともかく、完顔洪烈を助けたことで、念慈は楊康を許せないが、楊康は自分で郭清に完顔洪烈には18年間の親子の情がある、自分には殺せないので、仇は大哥に討ってほしいと告白する。
黄蓉が楊康に対して疑いを持ち始めたのを聞いてしまった楊康は穆念慈とともに牛家村を目指すが、途中で完顔洪烈の出した迎えに出会う。ここでも自分はもう王子じゃない、楊康だときっちり名乗ってます。
なんにしても、こっちのカップルは重苦しい。
郭清は、蒙古から来ていた拖雷たちと出会い、黄蓉に言えずにいた華箏との婚約のことを知られる。愕然とした黄蓉は桃花島に行ってしまい、同じく愕然とした華箏もいなくなってしまって、郭靖君呆然。
そして、出会いました老玩童!中の人は、琅琊榜の紀王の寧文彤。
ここで郭靖はまた絶世の武功を身に付けるわけですが、さっそく教える老玩童の方が頭かきむしっていますw
ほんと、今度の郭靖って楊康相手にはけっこう賢いし、一人だとそれなりに知恵も回るんですが、「教えてくれる人」が相手だと「靖の字の呪い」がどっと襲い掛かってます。
今週分の4集で一番怪しげだったのは、この王重陽。どこにでも出てくる韓棟ですけど・・・これはまたうさんくさすぎるwww