江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

少林寺伝奇 その1

1~8集


第1部(1~8集)終了というところ。
イメージ 1日本ではBSフジが放送しているわけですが、独自に少林寺を紹介するオープニングと厚化粧の元気なおねえさんが余計なネタばらしまでしてしまう大暴走予告編までつけてけっこう力を入れている感じです。
映像の状態は、とても奇麗なのがうれしい。胡歌の射鵰英雄伝のDVDは、高いお金出したのにものすごい画像が悪くて涙ぼうぼうだったんで、それ以来きれいな画面見ると無性にうれしくなっちゃう・・・
ストーリーは少林寺開祖達磨の後を継いだ二代目方丈慧可の時代。
皇帝は暗愚で権力者たちは互いに争い、民は虐げられ…という時代を舞台に、少林寺の僧たちがその優れた武芸と仏教の精神を発揮して大活躍するというまあそんなに珍しくもないストーリ展開です。
極悪非道という斉王(飾 おじさんのほうの王剛)を恐れながら、それに取って代わろうとちまちまと陰謀をたくらむ洛陽王高奇(飾 黄秋生)、その手下で少林寺を潰そうと元気に暴れまわる孫覇(飾 計春華)というおじさんたちを見ているのは楽しいけど、ストーリ展開はちょっと平板。誰かが捕まる、助けに行く、また捕まるというのが何回も繰り返されて、さすが飽きてしまった。
武芸というかアクションはさすがにいいけどね。

ところで、この好々爺とした方丈、片腕がないんです。
この達磨の片腕のない弟子というのは、結構有名な話で(なぜかというと私まで知ってる)世のむなしさを悟った将軍が達磨に弟子入りを願って、雪の中三日三晩門前で粘る。でも達磨は入門を許してくれずに、この雪が赤くなったら入門させてやろうという。彼が左腕を切って、決意を示すと天が赤い雪をふらし、とうとう達磨は弟子入りを認めたという話。

来週からは、第二部というところですが、こういう調子で進んでくと、おじさんたちの出てこないエピソードはつらくなりそ。そうか、アクションをひたすら見てればいいんだわ・・・