江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

侠影仙踪 その1

第1~5集 鑑賞開始

 昨日から放送が始まった「大唐游侠伝」のためでしょうか?それとも、ジミー・リンに子どもができたらしいという話題のせいでしょうか?きのうから我が家への訪問者数が増えています。
 プライベートな小志のことは、黙っているつもり・・・わあわあ騒ぐ気はないです。それとこれとは別。

 正月に「大唐游侠伝」を見て、おもしろいよ~~と騒ぎまくった人間なんで、みなさんが気に入ってくれるとそれはそれでうれしいのですが、私は「侠影仙踪」に取り掛かりました。

 「大唐游侠伝」の過去記事は読まないほうがいいですよ、ネタばれしてますから。

 さて、「侠影仙踪」です。最初なんで、登場人物の確認ですw
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 舞台は、東晋三国志の後の時代。司馬炎が起こした晋が匈奴に滅ぼされ、司馬睿が南下して起こした東晋が舞台。この時代が舞台の武侠ドラマは私は初めてです。
 それに、王羲之が出てきて、それも狄龍が演じるって。王羲之と言えば、「蘭亭序」とかで超有名な書聖でしょう・・・そういや、この人中国では王右軍と言われて、朝廷の大物だったんだと気がついた。書道ファンとしては、それだけで触手が動く・・・
 ま、理由はなんでも、いつものことですけど。

 金華山で医者の家に生まれた黄楚明@周杰は、いいなづけの柳一夕@孫菲菲とともに薬草をとりに行き、そこで刺客の一団に襲われた少年皇帝とその母@寧静を助ける。追い詰められた楚明と皇太后を助けたのが赤松道長@于承恵。楚明に、お前は人にない天分を持っている、弟子になれと言って去る。
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 朝廷では、皇帝抹殺を図った曹操の子孫曹安@李慶祥が皇帝のごまをすりつつ、もともと曹家のものであった天下を奪回しようとし、それを警戒する王羲之@狄龍が養女の慕容硯@徐筠らを使って様子を探っている。
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 暗殺失敗に怒った曹安のために、父親を殺され、一夕をさらわれた楚明は、自分も殺人容疑をかけられ、窮地に陥るが、慕容硯に救出される。彼女を助け、仇を討とうと都を目指した彼をまた、赤松道長が助ける。

 一夕は、超わがままな少年皇帝がただ一人言うことを聞く人物として曹安一味にさらわれ、「飲んだらなんでも言うことを聞く薬」を飲まされ、皇帝のもとに送り込まれる。この薬を作った上官剣持が藍教主の李菲。
 曹安は、同時に趙国とも手を結び、政権奪取をたくらんでいるが、その趙王の使い石空塵が計春華でした~~

 古代の伝説の剣・干将をもっているらしい石空塵を刺客が遅い、傷を負った彼を楚明が助ける。
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 楚明は、慕容硯も助け、彼女が持っていた「音の出ない笛」を吹いたことで、彼女は楚明が運命の人と気付く。
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 この楚明が家伝の木の剣をもっているけど、この剣がまた秘められた力を持っているようです。不会武功の楚明がこの木剣をふるって、達人の剣を跳ね返したりしてます。

 黄楚明というのは、どうも黄大仙という有名な伝説上の人物らしいんですが、正直知りませんでした。なんでも香港に黄大仙廟があって、占いで有名なんだそうですが、その方面にはてんで興味がないもんで、これを見て初めて知った・・・

 まだまだ序盤で、いうなら「金華山」編という感じですが、適度な軽みもあるし、ちゃんちゃんばらばらもなかなかです。
 これなら、最後まで一気に楽しめそう・・・と、DVD二枚目に突入します。