江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武林外史 その2

9~40集

 
 手を抜いてしまったw
 1~8集を記事にして、それから・・・何にも起こらないのよね、この話。敵も味方もあるようで、なんか仲良く入り乱れてるし。
 武侠ドラマを見ているとよく「都是一家人」て言葉が出てきます。みんななかまじゃないか~なんて意味だと思うのですが、このドラマまさにたった一つの家族の話。
主人公は3人の若者と3人の娘に一見見えるんだけど、実はその親の世代が・・・というのは、お約束かもw
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 で、人間関係。
 ここに快活王というおじさんがいるのですが、このおじさんの妻1が幽霊宮をつくった白静で娘の白飛飛に自分たちを捨てた父親と男への恨みと復讐だけを教えて育ててきた。
 彼女たちを追い出して妻2の座におさまったのが、王雲夢で彼女も捨てられ、息子の王玲花に父親への恨みと復讐だけを教えて育ててきた。
 その快活王が3番目の妻にしようとしたのが李媚娘で、彼女だけが本当に妻にしたかった女性だった。でも、その彼女は婚約していた朱富貴のもとに嫁いでしまう。
あきらめきれない快活王は新婚の夜に彼女を襲って、生まれたのが朱七七。
 快活王に、義理の息子として育てられたのが熊猫児で、実は快活王が殺した丐幇の幇主の息子。
 只今売り出し中の少侠・沈浪は、この入り組んだ親子兄弟の中には入ってないけど、彼の父親は朱富貴が巨大な財産を築くことになった恩人で、やっぱり快活王に殺されている。
 てなことで、段正淳顔負けのおじさんの3人の実の子どもと義理の子どもやなんかが入り組んで、捨てられたの、好きだったの、恨みだのなんとかってやっている40集でした。
 幽霊宮やら快活宮から大げさな秘密結社が出てきますが、なんの目的で、どこから資金を集めてきて、なにをやってるのかさっぱりわからないw
 そのうえ、ぶちゃいくなヒロインとなにがしたいのかよくわからない主人公のせいで若者世代の恋愛関係もいいかげん。
 ま、最後にはなんとかけりをつけましたが、そのせいで40集が2時間もあってびっくり。どうもも元の長さと違う切り方をしてるらしいけど、時間ぐらいはかれよなあ。42集にしたら、ちょうどよかろうに・・・変なの。
 
 てなわけで、めりはりがなくてだらだらとした脚本と中途半端なキャラと登場する女性キャラの中で一番みっともないヒロイン(とそれに似合いのみっともない衣装)のせいで、話がはっきりしませんが、とにかく捨てた妻子やらなんやらのせいですっきりしないおじさんの話ではあったようですw
 第一これ武侠ドラマだったんだろうか?「好きなの」「自分だけを愛して」「愛してくれなきゃ死ぬ(殺す)」「私の男(女)に手を出すな」とかって・・・そればっかなんだもの。そりゃちゃんちゃんばらばらは充実してたけどね~なんか大もとで違うような気がw