10~23集
10~12集は人参果の話・・・と言いたいんだけど、これがアッと驚くコラボレーション。人間の子どもに見えると人参果を食べなかった唐僧たち一行というスタートは元通りなんだけど、なんとその人参果が唐僧の息を吸って、神通力を得て、木から逃げ出してしまった。
13~23集は長い長い長い通臂猿猴の話だった。
こちらのスタートは、ごらんのように「幸福な王子」の話。
餓えに苦しむ民を救った神猴将軍とその手伝いをした小鳥の話です。弥勒菩薩のところで修行していたその元将軍通臂猿猴が自分の人気を奪った孫悟空に嫉妬したところから、小鳥と共に妖怪へと身を持ち崩していくわけです。
餓えに苦しむ民を救った神猴将軍とその手伝いをした小鳥の話です。弥勒菩薩のところで修行していたその元将軍通臂猿猴が自分の人気を奪った孫悟空に嫉妬したところから、小鳥と共に妖怪へと身を持ち崩していくわけです。
最初は円盤の中に悟空を閉じ込め、外に出られなかったら唐僧について西へ行くのを替われという話。元はその主人公だったはずの黄眉老祖は通臂猿猴の兄弟子なのにいつの間にか手下になってました。
それに、玉兎の話にあった本物はだれだ?とか、牛魔王の浮気話、悟空に惚れた別の小鳥の精、亀の一家とかの話で、原型がわからないほど話が膨らんでしまっていた。
結局、悟空は通臂猿猴の策略に負けて、神通力を失い・・・それを回復するためにがんばるわけですが、天界に出したSOSをことごとく邪魔するのがもう一人の嫉妬する男二郎神ということになってます。らしくないなあ~
今回、唐僧と八戒、悟淨が悟空と別れて、通臂猿猴の言うなりになったり、悟空が何度もSOSを出したりするのに、仏たちは見てるだけ・・・しかも、一度は捉えた通臂猿猴が逃げ出したのにも気付かない弥勒~~没有的東西
そんなものすごい力をもってしまった通臂猿猴を倒したのは「アキレスのかかと」というわけで、最初から最後まであっちからちょい、こっちからちょいというスクラップのようなエピソードでした。
それにしても長すぎ、牛魔王一家がうるさすぎて、疲れたよ。
ついでに、これは八戒と悟淨なんですが、ここまで行くともうCGじゃなくて、アニメですなあ~