江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

泪痕剣 その1

1~12集 登場人物いっぱい

イメージ 1 神探狄仁杰よりも先に見始めていたけど、一気!パワーが働かなかった泪痕剣。なんとかひとまとまりしたところで、とりあえずアップ。
 なにしろ古龍原作(英雄無泪)ですから、最初っからなんの説明も関わり合いもなく、たくさんな登場人物たちが好き勝手にしています。
 
 まずは、どっかの山奥で剣の師匠に育てられた高漸飛と琥珀の二人。幼馴染の少年少女が兎なんかをおっかけながら、楽しく暮らしていました。
 ところが、少年が師父に禁じられていた洞窟で泪痕剣と名付けられた剣を見つけ、そのために琥珀は死に、彼も山を去っていく。
 
 次に、江湖の統一を目論んでいる大鏢局の司馬超群とそれを助ける卓東来。司馬には、鏢局の部下と不倫をしている妻呉婉と子どもが二人いる。
 
 もう一つは、その大鏢局の面々が目の敵にしている「雄獅堂」の朱猛とその部下の楊賢、釘鞋と朱猛の子をうみながら、雄獅堂から逃げ出した蝶舞。
 
 で、この連中が長安やら洛陽やら怪しげな連中の集まる街やらを舞台に、裏切ったり、裏切られたりしています。
 
 蝶舞に子どもを預けられた楊賢はその子を守り切れず、結果として朱猛を裏切ることになって、殺される。
 朱猛を倒して、江湖を仕切りたい司馬超群だが、その彼を煽っているのは、超こゆい焦恩俊の演じる卓東来。  彼がものすごく濃いので、他の登場人物たちもそれなりに濃いメンバーがそろっています。
 
 高漸飛が持ち出した泪痕剣はそれを作った達人自らが人の目に触れさせるなと言い残したという魔剣で、いったん抜かれると血を見ずには終わらないというしろもの・・・の割には、高漸飛が布でぐるぐる巻きにして以来大した魔力を発揮しちゃいません。
 
 このぽっと出のめっちゃ天然で明るいにいちゃん高漸飛の周囲に、次々といろんな登場人物集まってきます。
 彼が持つ泪痕剣に関わりがありそうな卓東来、その卓東来の手で朱猛の元に送り込まれていた蝶舞、彼の人間性に惚れた朱猛、もう一人江湖一の刺客で箱を武器にしている謎の男・・・彼らが、とことんいい人な高漸飛の周りでなんやらかんやらいいこと、悪いこと・・・いや、ほとんど悪いことをしまくっています。
 
主だった登場人物ですが・・・
 卓東来の焦恩駿。なんでもいいが、いくらなんでも濃すぎるよなあ~もうちょっとなんとかしてくれないと胸やけしそうだわw
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 蝶舞と琥珀の二役をしている蔡少芬
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 泪痕剣を持つ少年高漸飛の湯鈞禧。彼と蔡少芬が同じ年なんて、あいかわらず無茶な設定w
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 面構えはハンサムじゃないが、男義のある朱猛は王輝。大秦帝国でおまぬけな魏の公子昂をしてた人です。
 その手下で実は、も一つ実は~の釘鞋は費振翔@孫悟空@浙版西遊記
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 妻には裏切られ、卓東来には引っ張り回されている司馬超群は常鋮・・・ちょっと影が薄い感じ。
 その浮気な妻呉婉は高露@刁蛮公主の兄嫁(忘れた~)。いかにも昼ドラっぽい感じですなあ。
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 こんなところで12集、つまり3分の1クリア。
 なんせ古龍ものなんで、全部終わってもうまくレビューできるかどうか自信ない。したって仕方ないとも思うw
 とりあえず、12集のラストで、朱猛は大鏢局の罠に落ちて捕まり、蝶舞は卓東来とその義父に囚われ、子どもを人質にされて高漸飛を狙い、その高漸飛は謎の箱男から金銀財宝をスーツケース大の箱にいっぱいもらい、師父は山を下りてきて・・・います。