江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

98版水滸伝

98版水滸伝 2回目

イメージ 1 いや、結局連休中に最後まで見てしまいました。
 「十二生肖伝奇」見た後、中国語字幕はしんどいからなんか日本語付いた奴~と思って、「侠骨丹心」とかに手をかけたんですが、まだ全部出てないんで、出てから一気がいいなあと後回し。
 新しい「水滸伝」は「買ってしまった(涙)三国志」よりず~~と評判がいいので、恐る恐る発注。
 
 等という過程を経て、じゃあ、まもう一回ざっと見とくかいな~とこのひと月ばかり古い水滸伝を見てました。
 
 以前にも5枚もので見たんですが、今回は9枚もの。カットもないみたいです。
 しかし、なんでこんなへんてこな出し方するんでしょうねえ?よくわからん。レンタルだからいいけど、買ってたら怒る!
 
 
 
 もういまさら言うこともない張紀中製作の「水滸伝」ですが、改めて見ると、役者の体の張り方がただごとじゃない。
 役者だけでなく、スタッフもすごい!
 この勢いがドラマの勢いになってるんでしょうなあ。
 
 それを思うと、CG使い過ぎの昨今、なんかそういう荒削りだけど思わず身を乗り出しちゃうみたいな勢いが薄れてきたような気がする。好き嫌いもあるけど、少なくとも私はハリウッド風こぎれいなCGを求めて見てるわけじゃない。
 今見ると、画面はなんかやっぱり薄茶色にぼやけてるし、岩は張りぼてだし、虎はぬいぐるみだし・・・
 でも、そのぬいぐるみの虎と並行して、本物の虎を役者と文字通り絡ませてる。そこで、許しちゃうのよ、縫いぐるみの虎が投げ飛ばされても。
 
 「倚天屠龍記」で張翆山がとってきたゲーセンの白クマとじゃ比べ物にならないと思いません?
 
 特撮技術が未熟だったから、しかたなくという部分もあったんだろうし、別に役者やスタッフに危険なまねさせろとは夢にも思わないけど、なんか違うのよ、最近。
 
 そろそろCG一辺倒から卒業しません?
 便利な道具だけと、それだけになっちゃったら、なんもおもしろくないもの。
 
 今回、他のことしながら、なんとなく流してた部分も大きいんだけど、ほんとおもしろかったよ。
 宋江が招安にこだわって、みんなを死地に追いやるまでは・・・
 
 う~~やっぱり宋江って好きになれん。最後まで小役人発想から抜けられなかったわけか。
 
 個人のボランティアで活動してる分には有能で尊敬できる人が、集団トップについちゃうとまるで別人~~と、どっかの国でもあるような(ため息)
 
 で、次、とりあえず「流星胡蝶剣」いきます!