3~4集 大魔頭于万亭ですなw
前回に引き続き、天山で楽しく修行を続けている陳家洛。こういう能天気なおぼっちゃまには喬振宇ってぴったりです。
その楽しい天山で、霍青桐と陳家洛が戦う場面。せっかくのいい景色なのに、不必要に降りかかるでかい紙吹雪。それにこの木はなんだ?ユリだのバラだのなんだの作り物の木にしてもあんまりめちゃくちゃだって(爆)
ところがその間に、もはや大魔頭としか呼びようのない于万亭が企むのなんのって・・・
紅花会だって、あっさり殺そうと思えば殺せる乾隆へのいやがらせに作ったわけですから。
紅花会の中には、衛春華たち于万亭の元々の手下、文泰來夫婦のような本気で反清復明を考えてる「革命家」、余魚同みたいに于万亭に騙されて「革命家」になった連中の三種類の人間がまじってることになります。後の二つのグループは表面的には一緒だけど、最後のグループは真相が明らかになれば「報仇~~」と于万亭に襲いかかるモチベーションが高いのね。
おぼっちゃま陳家洛は、あっさり騙されて「義父~~」とごろにゃんなついています。ほんと扱いやすい人。
とにかく、この話、なんといっても于万亭が主人公。こっちを主人公にしたピカレスクロマンと思った方がいっそいさぎいい感じです。原作~~ははは~~
宮中では、皇帝が関東六魔なんか聞いたことないとか言ってますが、皇帝がそんな武林のあやしげな二つ名持ちの連中を知ってるのが当然って会話が飛び出すのがいかにもですw
このドラマ、年齢とかまともに考え出すとめまいがするんだけど、ドラマ内の時間もなんか歪んでる。いったい余魚同が武当山に預けられたのはいつのこと?期間は?とかなあ~~
于万亭と並んで性格の悪い張召重が武当派おん出てから、辮髪して朝廷に雇われるまで、いったいどのくらいの時間が?とかも、ドラマで見てると、つい昨日今日って感じですが・・・そのくせ、于万亭が陳家洛に会いに来たのは一年ぶりとかへんなところで律義なんだからw
于万亭と並んで性格の悪い張召重が武当派おん出てから、辮髪して朝廷に雇われるまで、いったいどのくらいの時間が?とかも、ドラマで見てると、つい昨日今日って感じですが・・・そのくせ、于万亭が陳家洛に会いに来たのは一年ぶりとかへんなところで律義なんだからw
天山を降りてきた陳家洛がであった男装の娘は周綺@李呈媛ですが、彼女と李沅芷@路晨がなんかよく似たキャラクタ―設計です。
李沅芷といえば、武侠もので芷の字がつくとロクなことにはならないというジンクスはどうなることやら?演じてる路晨は大唐游侠伝でも芷のつく「韓芷芬」をやってましたっけw
しかし、ハエがいっぱい・・・陸菲青の腕が立つのよりハエの多さに目がいっちゃったわ。原作通りなんだけどねえw
これで主だった登場人物はだいたい出そろいました。
原作じゃ親清派と反清派の二色だったのが、于万亭を大魔頭に設定したせいで、ややここしくなっています。それに香港の黄一飛・元秋・梁家仁の師父たちのやりとりなんかはやっぱり張Pものとは一味違っていますね。天龍八部の譚婆をめぐるやりとりと比べると、役者の個性がぐっと前面に出てる感じですねえ。それだけ役者が上ってことですか。
最後におまけ・・・
先週土曜日、久しぶりに関西幇会に混ぜてもらって、「誕生!中国文明」という展覧会を見てきました。
そのランチタイムに「いくらなんでも60過ぎのアダム・チェンが、24歳の乾隆ってのはえぐい」という話になったのですが・・・
「けど、永遠の24歳って人もいるからなあ~~」という一言で、アダム・チェン24歳はおかまいなしになっちゃいました。
先週土曜日、久しぶりに関西幇会に混ぜてもらって、「誕生!中国文明」という展覧会を見てきました。
そのランチタイムに「いくらなんでも60過ぎのアダム・チェンが、24歳の乾隆ってのはえぐい」という話になったのですが・・・
「けど、永遠の24歳って人もいるからなあ~~」という一言で、アダム・チェン24歳はおかまいなしになっちゃいました。
以上、このエピソードに限り特に固有名詞は避けました!