江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

喬振宇版書剣恩仇録 その11

17~18集 年のことは禁句だね 

 ようやっとで陳家洛と乾隆帝が遭遇。
 いやあ、長かったねえ、いらんことしてるからw
 
 文泰來救出に失敗し、落ち込む駱冰ら紅花会一同。
 誰もいませんとかって入りこんだ荒れ寺?があんまり立派なんで、いったいどんな場面だったか思いだせなかったよw
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 西域では于万亭がちゃくちゃくと悪だくみをして、霍青桐たち西域部族が追い込まれている。
 でも、その悪だくみをしてる于万亭が顔を隠したのは元は先帝の弟という身分を知ってる朝廷の高官相手だけ。買収した艾卓尔はともかく、霍青桐にまで素顔、本名?で対峙してていいわけでしょうか?というか、彼女は于万亭とは一回も出会ってはいないと思ったが、紅花会や陳家洛とあれだけ密接な付き合いしてて、先代の名前を知らないなんてあり?
 といっても、中文の科白じゃ、ずっと「九爺」と呼んでるわけで、「于殿」なんて言ってない。日本語の翻訳がドジ踏んでるわけですか・・・
 
 やっと月氏国めざしている布倩佳一行を迎えた于万亭は顔がゆるんでますが、手下のみなさんは見事な苦虫。老いらくの恋とやらにボスがとり憑かれたら、そりゃかなわんでしょうなあ。
 
 乾隆は乾隆で、彼女を江南に連れていけたらいいなあ~とでれでれしてますが、この3人の幼馴染関係はありえんって。
 
 陳家洛に随行する衛春華、何があっても恨まないでなんていってますが、すっかり「いいおじさんモード」に入ってきていますねえ。
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 で、乾隆と陳家洛が初顔合わせの会場は、楊貴妃が首をつって自死したあの水上の建物。あんまりしょっちゅう出てくるんで覚えちまったよ~
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 二人して腹の探り合いをしてますが、まあこういうあり得ないような偶然の出会いも武侠ドラマではお約束。
互いに相手が誰かを知らないという設定ですけど、福康安に似てないか?ってさあ、おんなじ顔でしょうに。でないと、雪山飛孤で困るんじゃないのw
 それより何よりこの二人の風流談義、乾隆が家洛に兄台って言ってるのなんか嫌味にしか聞こえないよなあ、よくて親子、パッと見爺と孫な上に、二人ともなんか鋭さが感じられんのが決定的。
 鄭少秋の若いころの書剣恩仇録は見てないけど、こんなゆるいキャラでいいんだろうか?
 ま、この年の差があるせいで福康安@喬振宇のほうは画面のおさまりがぐっといいわなw
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 陳家洛が「あの気高さはただものじゃない」とわざわざ自分で忍び込んで、見つかってますがねえ・・・なんか翻訳に違和感ある。原作にはそんなやりとりはないし、中文版じゃ気度ってなってるから、せめて品格の方だけにしときゃいいのに。第一、嫁さんの尻に敷かれ、美女に鼻の下伸ばしてるおじさんに気高さなんか感じられんて。
 
 紅花会とわかっても川遊びの招待に応じるなんてのが、皇帝らしい傲慢さというか度量の大きさを見せてますが、その後は玉如意にでれ~~
 
 これじゃ、ただの好きもののおじさんだって。
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 この玉如意を演じてる女優さん、見るからに中華な美女という感じでなんか懐かしさを覚えてしまったが、なんでだろう?