江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

書剣恩仇録 その20

39~40集 大結局

 いかにも武侠ドラマらしい怒涛の大結局w
 あれもこれもいっぺんに大結局に詰め込まなくても、それまでにいっぱいだらだらしてたじゃないか~~と、改めて週2集ずつ見て思う。脚本がへぼなのか、編集がへぼなのか・・・ま、聞かないでおこう。それにせっかくの一人二役もCGこの程度だしw
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 この脚本じゃとにかく陳家洛が二股かけてるのをごまかそうと喀斯麗にくっついて行くのは姉の霍青桐に頼まれたから、ロリコン乾隆に喀斯麗を譲ったのも本人が希望したからということにしています。そんな小手先でごまかしたって、しゃあないと思うけどw
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 ここにきて、乾隆がいろんなしがらみから自らを解放し、皇帝である自分が天下一!と吹っ切れて、唯我独尊な独裁者として自立。
 そういう狡猾な権力者から見れば、于万亭も陳家洛もみんな棋子だというのは確かです。
 
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 というより、皇太后に于万亭、陳家洛たちもそれぞれ自分たちの描いたデザイン通りの「皇帝」になるようわーわー追い立てた反動が来たせいかもしれないです。
 その押しつけ合いっこにみんなして負けたわけか。
 あおりをくって、どんどん性格が悪くなっていくのが福康安ってことでしょうかw
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 最後に「暗殺者として歴史に名を残そう!」とかってえらい意気込みで皇帝を誘い出したのに、この期に及んでも役に立たない余魚同と李沅芷が人質になっていたせいで、腰砕け。ヤル気あるんなら、二人もろともに突っ込めばいいでしょうに。
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 とにかく、この2集分、陳家洛たちが出かけるときに「やるぞ~~」と意気込んでいたことはことごとく失敗。
で、ちまちまっとした成功を手に戻っては、また「やるぞ~」
 結局、なんもやってない・・・
 何度も繰り返される似たような勢ぞろい場面w
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 まあ、この先の紅花会ってのは、漢人の天下を取り戻すとかなんとかいいつつ、結局は皇帝のお目こぼしのもとで、「革命ごっこ」を続けることになるんですから、まあ、こんなもんでしょう。
 
 書剣恩仇録ってのは、ほんと後味がすっきりしない。
 そこへもってきて、このドラマ、39集は劉徳凱@于万亭の回想シーンカットバック、最後が鄭少秋@乾隆の歌と思い入れたっぷりなアップつき回想シーンカットバックですか~冗談きついわ。
 紅花会は蚊帳の外
 そういや徐天宏の仇打ちの話はどうなった?とか、つじつまのあわないところ言い出したら、キリはないが・・・
なんかなあ後半疲れてしまった・・・
 
 ということで、来週からは謝霆鋒の大人物。
 う~~ん、書剣とは全然色合い違うからなあ・・・好みが分かれるような気もします。いや、きっとw