１～１２集

　半年ぶりに視聴再開。

　今回は、画像の状態も段違いに綺麗なんで、落ち着いて見られるのがうれしいです。

　半年前にも５集のあたりまでは見ています。

　悟空が下界や天界を舞台に大暴れ、そのあげくにブチ切れた玉帝や太上老君、李靖たちと対立。再三これを撃退するも、善人ヅラしてやることのえげつない如来仏祖のトリックに引っかかって、岩山の下に閉じ込められる。

　５００年経って、やってきた西方へ経本を取りに行く唐僧に救われ、同じようにかっては天界の将軍だった八戒・悟浄と共に唐僧の弟子となって旅に出るというところまで。

　という、紹介文見ただけで見え見えなこの話のスタート地点が嫌いなのはこれまでも言ってるとおり。
　悟空の大暴れって言ったって、原因作ったのは彼を差別した天界の方だからね・・・

　今度のドラマじゃ、悟空逮捕に失敗しただけで下界に落とされた悟浄のことを「悟空が大暴れしたので、ムカついていた玉帝が普通の３倍も重い罰を与えた」とか、岩山に閉じ込めた悟空が餓死にしないように鉄の塊やら溶けた鉄やらを食べさすというのがそのへんの木の実や水をやっておけとなってたりしたのはご愛嬌でしょうか？

　それにしても、このドラマ、天界のスタッフが怪しげすぎる。
　でかい態度と体の玉帝は巍子＠岳不羣。岳不羣睨みで下々眺めるんだもの・・・怪しい。

　それに、悟空に金丹をとられて、かっかと来ている太上老君は張Ｐ当人。

　悟空をなんとか懐柔しようとする太白金星は、楊念生＠なんやかんや。

　しゃしゃりでてきた如来仏祖は王絵春・・・へんな耳だ。

　観音は劉涛＠阿朱＆蛮公主なんですが、いろいろ変身するわけで、そのひとつが男相観音＠ＴＡＥ。それは別にいいんだけど、声が劉涛のときといっしょなのは、不気味だわ。

　心配していたＣＧは、どうしようもないほど悲惨ということはなくて一安心。
　でも、ほとんど背景をブルースクリーンで処理してるために、一部しか組み込んでいないセットがちゃちに見える。もちろん、桃花島やらいろんなところでロケもしてるんだけど、せっかくの風景をＣＧ合成の書きわりにしちゃってるのがおしい。そう言う点では、圧倒的な風景をいっぱい見せてくれた浙版の方が勝ってた。
　こんなに真っ青なところでっばっかり演技しなくちゃならないなんて、役者も大変だねえ。

　フリーザに似てるとかヴォルデモートに似てるとか言われた誕生場面の白悟空と太上老君の煉丹炉で焼かれた黒悟空（勝手に命名）。似てると言えば、なんでも似てくるからなあ～正直あんまり似てるのは気にならなかった。それより、この２場面、毛一本も生えてないフルヌード。悟空の腰周りがいつもぼかしてあったのが笑えたわ。