未删减版6~15集 げ~~
コメディ版笑傲江湖と割り切ってみていたつもりですが、10集前後になると台湾少女マンガ原作風ロマコメを経て、日本地上波ドラマ系三角関係以上メロドラマに化けてしまった。
令孤冲を取り巻く三人の女とひとりの男・・・小師妹、儀琳、東方姑娘&林平之がなんやかんや
令孤冲を取り巻く三人の女とひとりの男・・・小師妹、儀琳、東方姑娘&林平之がなんやかんや
あまりのあほらしさにネタバレしまくるので、気になる人は画像から下は立ち入り禁止でお願いします。
そこに、やたらに若い曲洋と劉正風(七侠五義の仁宗の人)ががしっと手を握り合って、「好兄弟!一緒に死ねて、本望だ!」(日本語訳は毎度テキトー)でしょうw もう何見てるやらわからなくなった。
劉正風の江湖引退がらみの話は、東方不敗がやたらに出てくることを別にすりゃ、まあ原作が感じ取れるストーリ展開だったのですが、令孤冲に助けられた儀琳はすっかり令孤冲ラブ~~自分からコクるは、お別れに小姉妹の目の前でこっそりと令孤冲にキスするはで、性格一変。
本当なら他の登場人物がいたはずのところに、たいがい東方不敗が男になったり、女になったりして臨場しているのが笑えます。
極めつけは、実は東方不敗は独孤求敗の男装の女弟子という驚愕の設定!しかも!儀琳が生き別れの妹
!!
早速、儀琳に会いに行ったものの令孤冲への実らぬ恋に悩む儀琳にそっけなく扱われ、それならと令孤冲を思過崖から引っ張って来いと田伯光に命令。うまくいかないんで自分が思過崖までいってすっかり仲良くやってます。
その東方不敗自身も令孤冲に惚れてるんですから、救いがたい。
もっとも令孤冲は岳霊珊一筋で、女とわかった東方不敗にもかわいい儀琳にも心は動かない。
その岳霊珊に色仕掛けで迫ったのが、親の仇を討つためになんとしても崋山派の奥義をすべて身につけたい、紫霞神功も我が物にしたいと必死な林平之。そのためには岳霊珊に取り入り、岳不羣の娘婿となることが必要だと、あの手この手で岳霊珊を引っ掛ける。
プレゼント攻撃、繰り返しの無理やりキス、で、ちょっと彼女の気がこっちに向いたと思ったら突っぱねる・・・まるっきりホストかジゴロですわ。
これじゃ、岳霊珊が気の毒に見えてくる。
プレゼント攻撃、繰り返しの無理やりキス、で、ちょっと彼女の気がこっちに向いたと思ったら突っぱねる・・・まるっきりホストかジゴロですわ。
これじゃ、岳霊珊が気の毒に見えてくる。
ともかく思過崖で風清楊から独孤九剣を授けられ、武芸が飛躍的に進歩した令孤冲。
大事な令孤冲がやられた!と成不憂のドテッ腹に大穴開けたのも東方姑娘です。その後も崋山に居座って、いちゃいちゃやってる林平之と岳霊珊に嫌がらせをしたりしてます。小さいぞ、東方不敗。
うう~レビューしているとやっぱりコメディとしか受け取れんなあ、このドラマ。
というところで、15集終了。
まだ任盈盈は影も形もありません。どうでもいいけどw
アクションシーンはけっこうきちんとしているだけに、あとの話がもったいない感じ。
中華サイトでは、このドラマの脚本家は原作読んでないんじゃないか、香港の94年版を真似してるんじゃないかという疑惑が持ち上がっているそうです。私はそれは未見なんですが、その94年版よりむちゃくちゃなストーリ展開だということは確実ですなあ。
あほらし!とは思いつつも、せっせと見てる自分も自分ですが・・・なんでこんな話にできるんだ?
以上、ぶっ倒れてる令孤冲と介抱する女たちでした。