1~5集
1996年の香港電視劇。
以前から存在は知ってたんですが、どうにも画像で見かける呂頌賢の令孤冲が好みでなくてそのままにしてあったものです。
当時、これまでにないイイ男の令孤冲と言われたそうですが、その前というと・・・84年の香港の周潤発版とか85年の台湾の梁家仁版とかですか。最新版では風清揚やってる梁家仁のはものすごい荒野の素浪人か山嵐みたいな頭で、笑ってしまいましたが・・・周潤発の方がずっとイイ男じゃないかと思いますがねえ。
この呂頌賢の令孤冲、なんかぼ~~と間延びした感じで、どっかの?局の二代目同様、チャラい男にしか見えません。
画像だけから感じる印象と実際のドラマでの演技がいい方向で違うことを期待して、恐る恐る視聴開始。
2012年まではそういうわけで放置していたんですが、今年の初め、霍建華版のトンデモ笑傲江湖が放送されたとたん、この96年版にライトが当たりました。
話の展開がそっくりだ、脚本書いた人間は原作読まずにこの昔のドラマ見ただけで書いたんじゃないのか、パクリだetcとネットで盛り上がってましたっけ、呂頌賢版の関係者が裁判起こすとかなんとかてのも見た気がする・・・
原作同じだったら、話の展開が同じはずなんですが、そこは大改編に次ぐ大改編の中華電視劇ワールド。各バージョンでこれが同じ原作かというくらいの違いが出てしまってるんですよねえ。だからこういう話も出てくるんですよね、同じ原作でオリジナリティを求められるってのも不思議な感じですけど。
その方面からみの野次馬根性もあって、ようやく視聴開始。
実はまだ周潤発版も手付かずで積まれてる・・・
で~~と、
1~5集まで見た感じ。
やっぱりやっとりますなあ~~www
原作では話は福威鏢局絡みから始まります。
李亜鵬版はそこだけはまあ原作通り、ただ登場人物が違ってる。任賢齊版じゃ、もっと以前の黒木崖から少女の盈盈を曲洋が拉致するところからでしたっけ。見たとき、ここでもう目を剥いた覚えがありますw
ただ、延々とやってるんで、大概うんざりしてくる。新しい方じゃそこに盈盈の母親なんてのを登場させて、如何にも于正ドラマらしい展開に。
でも、東方不敗はしっかりとおっさんです。どのドラマでも女優がやってる中で、これは貴重です。
師父に叱られた令孤冲が青城派に謝りに行ったり、福威鏢局が襲われ林平之が岳霊珊に中途半端に助けられたりと広い中華ワールドを相変わらず距離感ゼロで移動しつつ、儀林を田伯光から助け出して第5集終了。
まだとっかかりしか見てないんですが、呂頌賢版だけをぱくって霍建華版ができてるってのは違うんじゃないかなという気もします。
任賢齊版とか他のも絶対パクってるし~~