江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

蘭陵王 その1

蘭陵王 1~11集

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 なんだかな~~

 最初に中文版で見て、日本版でるってんで途中でやめといて、BSで放送したのを7集まで見て、45分に5,6回もブツ切れに入るCMがうざいのと、わけのわからない「古文風」日本語に呆れ果てて、今度こそとCSの字幕版に挑戦。
 こっちはCMは真ん中一回なんで許容範囲、字幕は微妙なところもあるけど、吹き替え版よりは日本語こなれてる感じ。

 それでも、7集まで来て、ヘタレていたってのが、蘭陵王と私の黒歴史

 ちょうどこの蘭陵王の一世代前の北斉を舞台にしたドラマが陸貞伝奇ということです。
 放送もそれをあてこんで、蘭陵王の後に陸貞伝奇を持ってきたんでしょうねえ。  
 放送時に蘭陵王見ないで、撮りだめしといたせいで、今頃になって両方同時に見てしまった。

 まずった・・・

 陸貞伝奇で君一人が僕の妻とか涙ながらに口説ている高湛が、こっちじゃいっぱい妻妾だのなんだのいるという鬼畜な設定www

 気にしなきゃいいんだけど、まあ並行してみるもんじゃないですわ。これでまた蘭陵王クリアは先延ばしですな。

 で、忘れるといけないんで、とりあえずここまで記事にしといて、HDのスペースを開けることにします。

 予言の力を持つ揚雪舞と北斉の四皇子高長恭、それに北周の皇帝宇文邕が三角関係を構成して、恋愛ドラマ部門。
 北斉の朝廷の権力争い、北周の朝廷の権力争い、両国の争いなんちゃらがそれ以外のドラマ部門。

 楊雪舞のおせっかいおばさん的キャラも、真面目でいい子ちゃんな高長恭のキャラも、権力欲ギンギンな宇文邕のキャラもなんか思いつめた感じの上に煮え切れなくて、うざったい。

 戦闘シーンなんかもけっこう派手にやってるし、女同士の陰険な嫉妬やなんやらはまだこれからなんですが、とにかく受ける感じがすっきりしないんです。

 主役の蘭陵王の馮紹峰は、いい男だからと言って、絶対「女性に見間違えられる」タイプじゃない。それが、雪舞に姐姐~とか見間違えられてるの、笑っちゃった。
 どっかの記事に蘭陵王の主役をゲットしたとか書いてあったけど、このドラマ馮紹峰自身がプロデューサー。ま、しかたないかw

 楊雪舞の林依晨は、射鵰英雄伝のころに比べるとすっかり大人の女性になったというのに、キャラが前とおんなじ・・・もう少し、年齢にふさわしい役を見つけたほうがいい気がします。

 蘭陵王のお面がなんでブタ鼻の般若なんだ?という指摘はもう誰もが言ってることですが、初めて気が付いた。安徳王も仮面付けてるんだ、金色の。こっちのほうがグレード高そうだったw

 衣装もセットもアクション場面も金かけてて画面もきれいだとは思うし、この先のネバネバ展開に比べりゃ(もうちゃんと知ってるw)この辺りはまだまだイケイケどんどんな展開なんですよねえ。でもやっぱり乗り切れない。

 皇帝つまり高湛が、雪舞と高長恭の結びつきを認めたものの、身分が違うから側室、蘭陵王には正妃を迎えさせるとか言い出して、大爆笑。
 偶然とはいえ、昨日全く同じそのセリフを高湛が言われてた。

 それで、そんなことできるか~と反発するのが陸貞伝奇の高湛と陸貞。
 しかたないです~が蘭陵王の雪舞と高長恭。

 このへんが、同じような設定でも、見るモチベーションの強弱を左右するんでしょうなあ。