1~4集
頼水清版としようかと思ったんだけど、張紀中や于正ほどの押しの強さが感じられないようなので、主演の韓棟版にしてみた。
神鵰侠侶は陳暁が主演でなくても、ああなるだろうから于正版。こっちは監督が代わっても韓棟の韋小宝はこんなもんだろうから韓棟版・・・と一応、書いてる当人としては差別化してるつもりなんですがw
こっちはどうも毎日2集ずつ放送してるようなんで、週に4集しか更新しない神鵰侠侶をそのうち追い抜くはずです。
4集まで見たわけなんですが、どうにも「のらない」
なんか全体的にアクセントがなくて、ダラダラとした感じが拭えない。
冒頭、狗皇帝を殺せ~と陳近南が空からハングライダーで紫禁城を襲ってくる場面からスタート。
この皇帝がもう大人俳優の康熙だったんで、あれ~と思ったら、子役の出番なし。
麗春院の方は、必要以上にけたたましくうざったかった。
出てきた韓棟の韋小宝は、すっかり大人なわけで・・・違和感。黄暁明の韋小宝がいきなり子役で現れたら、変でしょうが。そういう感じなんです。これが張衛健だとか周星馳だと吹っ切れててそんなにも違和感なかったんですけどねえ。
キャスティングは、神鵰侠侶ほどなんじゃこれ~というのはないみたいですが、天龍八部の王語嫣、木婉青、康敏、阿朱・阿紫が双児、方怡、蘇荃、阿珂に変身して出てくるようです。まだこの辺はそれなりに美人。
今回の7人の嫁さんの中で、残念な気がするのは、建寧公主。古装劇にはあんまり出てない人のようですが、昔のTVBの古装劇によくいた顔の長い「なんでこの人が美人なの?」系・・・建寧公主はかわいくないとなあ~。かつての林如心とか舒暢、かわいくて、どSで~
嫁さんたちが今一つなのに比べ、おじさんたちはけっこう充実してます。
陳近南は何中華、少し若い目になりました。どっかのヘタレ皇帝やってるよりずっといいです。
どうしたものか導演の頼水清が自分で鳌拜やってますが、鉄の爪なんかつけて、めっちゃ強い。どうせなら徐錦江にやってもらいたかったわ。
ことの発端になる茅十八は晋松。この人のマッチョな筋肉見てるのは楽しいです。
もう一人が、計春華の海大冨。そりゃ武功はすごいでしょうともと思わず納得のキャスティングですが、病気を持ってるようにはとても見えないのが玉に瑕です。
忘れてた。康熙は魏千翔。あんまり見たことない…と思ったら、蘭陵王の韓暁冬の中の人でした。どう見ても、韋小宝より年下に見えるんですが・・・それに、この二人だいたい同じくらいの位置にいる俳優がやるものだと思うんですが、ちょっとそういうところでも見劣りがします。梁朝偉に対する劉徳華とまではいいませんけどねえ。
衣装は張P版に比べるとだいぶ安上がりのようです。それに女優のメイク・・・今ああいうのが流行なんでしょうか?目じりを跳ね上げたきついアイラインが、いやらしい。
と、外枠ばかり記事にしてるのは、肝心の話に乗り切れないからです。
とにかくストーリ展開が平板。もともとすごいアップダウンンのある話なのに、なぜかのっぺりした感じが拭えない。
韓棟の韋小宝も、始終叫んだり、キャッキャとやってますが、それだけ。子役だとそれでもよかったんでしょうけど、あまりに一本調子過ぎないか?
4集までで、小玄子が実は皇帝だと知ってしまったし、建寧公主に辮髪焼かれたりしています。
偽皇太后も登場、女装した愛人の師兄も登場。この気持ち悪さは今回のヒットかもw
まだ、10分の1も行ってないんで、これから先化けるかもしれませんが・・・現時点では、個人的には次に何をやらかすかわからない于正版神鵰侠侶の方がまだおもしろい。原作通りといえば、こっちの方が外れてはないようではありますが・・・脚本しだいですねえ。