47~54集(大結局)
ようやくクリア~なんかわけのわからない達成感と疲労感があるw
52集と思ってたら、54集もあったんで、いろいろありました。
16年後、郭襄が楊過と出会うところから。
このあたり、基本的に原作通りなんですが、そうなると精彩に欠けてくるんですよね、于正作品ってのは。原作のないのを好きなようにやってるほうが性に合ってんじゃないでしょうかねえ。
で。
16年後。
郭襄と楊過が、瑛姑を尋ねた結果、一灯大師や老玩童と出会う場面。
当然、ここで余計な大理国での昼メロが展開。そりゃ元からある話ですがねえ・・・なんでこんな安っぽいふくらまし方する?
大理皇帝段智興には相思相愛の明月がいたが、彼女を政略結婚のために他国に嫁がせてしまい、心にぽっかり穴が・・・。そんな時に町で武芸を見世物にしていた明月そっくりの瑛姑を見つけ、いきなりお姫様抱っこをして皇宮につれてくる。妃としたものの、似ているのは顔だけ。野卑な瑛姑への興味はたちまち薄れてしまう。そんな時に、王重陽が周伯通を伴って、大理にやってくる・・・以下省略
瑛姑が皇帝に出会った時の様子が張P版の郭襄が楊過の素顔を見た時の演技にそっくりだという言われてますが、私もそう思います。それに、皇宮に連れてこられた瑛姑のようすは還珠格格の小燕子にそっくりです。五阿哥はいなかったわけですがw
こういうのわざとやってますよね、絶対。
陳暁の16年後楊過は思ったほどの違和感はありませんでしたが、ただのアラフォーであそこまで老けこませなくても・・・と思うのはまいどのことです。ジミリンを見ろ~~www
その楊過が郭襄の誕生祝に現れる場面は、もうちょっと于正らしい派手さを期待したんですが、張P版の劣化版みたいな感じで地味でしたねえ。
楊過を追った郭襄を金輪法王が拉致、自分の弟子にしようと追っかけまわす話。
蒙古軍の軍営ですでに郭襄が「師父」と呼んでましたね。
この金輪はロリなのか、父性なのか・・・微妙なところw
楊過と小龍女の再会場面。まさかターザンブランコはないと思ってましたが、予想以上に地味。その代りにねばっこくやってました。
けど、ここまでそれなりに武侠ドラマ見てた気分だったんですが、彼女が再登場してきた途端に、どんと俗っぽくなってしまった。
16年間、蜂蜜と白魚だけで生きていたはずなのに、つやつやと健康的で・・・どうひっくり返してもミスキャストという言葉しか思いつけません。
蒙古軍の襄陽攻撃。囚われた郭襄を助けられない郭靖、黄蓉たちの苦悩なんかはドラマチックに于正流。
そこへ、神鵰に乗って楊過と小龍女が登場。一気に戦況が変わってしまう。
神鵰がどたどた歩かずに、飛んできたのは上出来です。CGの出来はこの際ほっときます。
ところが、追いつめられた耶律斉を助けてくれと郭芙が楊過に頼むところ。
思わず、楊過の空の袖をつかんで、凍り付く郭芙。上出来な演出と思ったとたん、やってくれました。
群れなす蒙古軍のただ中で戦う二人を見ながら郭芙が思うのは・・・いったい私が心配してるのはどっちの人の方なんだろう?あんなに楊過に腹が立ったのは、本当は好きだったからなのね・・・
たいがいにしろよ~~
この場面、金輪vs楊過も、特撮も大量エキストラ動員の戦闘場面も、おもしろいのに、なんでこんな冷や水ぶっかける?
ラスト、崋山論剣ではなく、北丐と西毒の墓参りに崋山に来た一行が、新しい五絶を選び、楊過と小龍女が二人で去っていく。
見送る郭襄は、完全に楊過への愛情を自覚し、小龍女より先に彼に出会わなかったことを悔やんでいます。
一見楊過誤終身つうことで、全巻のおしまい。
まとめと演員表はまた今度!疲れた!