江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

偽装者 その3

32~41集

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 さっさと見終わってしまった。
 
 偽装者、主要な登場人物が幾重にも正体を隠して、スパイ活動レジスタンス活動に関わっているという設定は、魅力的で、ややこしい人間関係にもかかわらず、見やすいドラマでした。ただし、最初を除く。
 
 明台と軍統の上海組織を犠牲にして、偽の情報を日本軍に信じ込ませることができたものの、南京政府と日本軍に明楼への疑惑が強まってくる。
 
 それを回避しつつ、かつ明台の命を救い、なおかつ・・・と次々に起こる難問をクリアしていく明楼。
 
 何度も何度も危機的状況を迎えながらも、三兄弟が力を合わせればできないことなどないさってところですね。
 
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 とうとう明楼に真相を聞かされた明台は混乱するが、すぐに軍統の特高として共産党の地下組織に潜り込み、実は軍統の情報を共産党に流すという二重スパイを引き受ける。
 
 こうして、軍統の工作員であることがばれたうえに、死んだことになっている明台は共産党の指示で上海を離れ、北平での活動に。
 明楼と阿誠は、引き続き上海で、表向き南京政府高官、実は軍統幹部、本当は共産党の上海情報組織のトップという偽装を続けていくというラスト。
 
 まあ、終わり方は予想通りといえば、予想通り。
 かの国の事情も考えると、こういう終わり方しかないだろうし・・・
 
 比べるのもどうかと思うけど、やっぱり比較してしまう琅琊榜です。
 
 このドラマも脚本もいいし、セットや衣装、小道具もお金かけてる、俳優もきちんとした演技をしてて、けたたましいだけのキャラとかはいない。確かにつくりのしっかりしたおもしろいドラマだったんだけど、琅琊榜ほどの突き抜けたおもしろさ、神劇感は無かったなあとか思う。
 
 どっちを先に見たかにもよるんだろうけど、琅琊榜との関わりがあって、楽しめる場面というのもたくさんあったし、何人もの俳優が重なっているんでそれを楽しむこともできた。それで楽しみ何割か増しかもw
 
 胡歌@明台、靳東@明楼、王凱@阿誠の三兄弟に、大姐明鏡は静貴妃、汪曼春は秦般弱、王天風が謝玉と主だったところでも、琅琊榜の俳優が出てきてます。これでは比べるなという方が難しいですよねえ。
 
 でも、個人的にええ~~っとなったのは、ここでは共産党の地下組織に属している蘇太太の張棪琰。
 何がびっくりしたって、この人琅琊榜の長公主なのは十分わかってたけど、まさか武林外史のあのみっともないヒロイン朱七七だったとは・・・
 年齢を重ねて、きれいになったんだと見直してしまった。武林外史じゃ、めちゃくちゃこき下ろした覚えがw
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 で、次は、本業に戻って武侠劇みるぞ~
 
 演職員表
 
角 色            演員               配音
明 台    胡歌               胡歌
明 楼    靳東       靳東
明 鏡    劉敏涛      劉敏涛
明 誠    王凱       王凱
程錦雲            王楽君      王楽君
于曼麗            宋軼    宋軼
汪曼春         王鴎     白雪
王天風         劉奕君            劉奕君
梁仲春         岳暘        岳暘
黎 叔    郭暁峰       商虹
桂 姨    郭虹        金雁
郭騎雲         王铮     王铮
南田洋子   松峰莉璃
藤田芳政   平田康之   張遥函
蘇太太         張棪琰            李世栄
阿 香    朱夢瑶
朱徽茵         孫夢佳       唐小喜
 
制作人 侯鴻亮
監制  王連君、李化冰、丁叮
原著  張勇
導演  李雪
編劇  張勇