江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

守衛者‐浮出水面

1~30集

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 王凱の新神探聯盟とどっちにしようかな~と迷った靳東主演のドラマです。
 
 王凱@靖王とキャラが三侠五義の新神探聯盟と、キャストが靳東@藺晨に匡牧野@謝弼と王梓権@陳世美に斉奎@陳徳林という琅琊榜&開封府のドラマ二つは、新神探聯盟がネタとしては圧倒的に面白かったけど、脚本に突っ込みどころ満載なのはどっちもどっちでしたw
 
 最初の犯人追いかけて町中走り回る場面にすっかり警察ドラマだと思い込んでたら、防諜劇、スパイドラマでした。
 
 靳東の演じる国安処級偵查員の洪少秋があっちからもこっちからも押し寄せるスパイの群れに対抗して、国家機密と家族を守るために、チームのリーダーとしてやってきた葉晗たち同僚と共に悪戦苦闘するという話です。
 
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 登場するスパイにも各種いろいろあって、それが洪少秋の一家周辺にうじゃうじゃ押し寄せる。洪少秋の養父張西洋は国家機密にあたる新型潜水艇を開発する研究所301研究所の所長、娘で洪少秋の義妹張妍もそこで働いている研究者。潜水艇のデータを狙うスパイがこの家族に目をつけるのは無理ないかも。
 
 母親がずっと長年仲良くしている同僚が最初から一家をターゲットにして接近してたとか、娘に近づいてきたイケメン暖男が女性をだまして利用するスパイだったりとか、スパイ組織に引き込まれていく裏切者となっていく男女のそこに至るまでの経過を詳しく描いたりと、スパイ組織との攻防より「あなたの傍にもスパイがいる」というのがメインテーマにも思えます。
 
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 データを記録したハードディスクを奪おうとする複数のスパイ組織との攻防、いったい誰がスパイなのかわからないという謎に洪少秋達が挑みます。
 
 洪少秋たちの活躍でなかなか思い通りに事がはかどらないスパイサイドはだんだん過激な手段に出てきて、妹や両親が誘拐されたり、チームの一員が殺されそうになったりとエスカレート。
 
 スパイ組織でこの作戦を仕切っている高一天を演じるのが、開封府で陳世美を演じていた王梓権。どっちも外面はよく、腹の中は真っ黒、女性を利用する卑劣漢というキャラ。しかし、この王梓権、別名が「王凱」だそうで💦
 
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 高一天が張妍に対しては、プレゼント攻め、いかにもハーレクイン的な甘ったるい科白、家に来ては料理を作って見せたりして両親にアピール。あまりの暖男ぶりに笑いだしてしまうほどでした。
 
 実際見てる分には、洪少秋サイドとの息詰まる攻防よりこっちのばかばかしいまでの色男ぶり見てる方が笑えてきておもしろかったです。
 表の主人公靳東に対して、高一天は裏主人公の雰囲気ですね。
 
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 開封府からはもう一人張徳林の斉奎が、高一天の配下で登場、洪少秋に追いかけられてました。高一天の配下のスナイパーとしては、琅琊榜の謝弼の匡牧野も出てきました。
 
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 葉晗が連れてきたコンピュータの専門家米小冉を演じている呉謹言は今年延禧攻略で一躍人気の出た人ですが、私は見てない。秀麗江山之長歌行で主人公の侍女やってたのが記憶にあります。
 
 視聴後の感想としては、普通におもしろかったというところなんですが、なんか似たような雰囲気の古装劇が続く中気分転換に~とか言いながら、結構せっせと見てしまいました。見てると突っ込みどころは盛りだくさんだったんですが、嫌気がさすほどでもなくまあこんなものかと割り切って見られました。ただ、青島市で撮影してる部分に比べて、潜水艇の描写が内部は古臭く、外部のCGはありきたりだったのは残念です。
 
演 員     角  色     
靳 東  飾  洪少秋
韓雨芹  飾  葉 唅
斉 奎  飾  銭守成
劉 立  飾  江 源
王梓権  飾  高一天
李昊臻  飾  龚怀遠
呉謹言  飾  米小冉
高 爽  飾  肖 衛
李洪涛  飾  周大路
焦体怡  飾  張西洋
杜寧林  飾  田 雲
李依伊  飾  張 妍
蕭浩冉  飾  凌小松
樊昱君  飾  黄薇薇
楊 洋  飾  商菲菲
郭进尭  飾  鄭婉瑜
庄庆宁  飾  鄭婉芝
匡牧野  飾  小 丑
 
職員
制作人  朱天霓、靖雷
導 演  潘鏡丞、韓博文
編 劇  陳巨貴、陳夢