江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

五鼠鬧東京 その3

32~42集

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 42集大結局なんだけど、まったく、何一つ、何にも終わってません。
 さて、来週の五鼠は~というサザエさんの声でも聞こえてきそうな42集ラストでした。
 
 結局、32集に来て、岳華=丁月華が女性だということやらなんやかんやが、一同にオープンになります。
 これで、岳華と亜蘭が親しいことにすねていた白玉堂のご機嫌は一気に回復。お子ちゃまだね~
 
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 ところが、早速色好みの仁宗が岳華を側室にしたいと色気を出してくる。
 さあ大変と大騒ぎの五鼠。
 
 展昭の方は、龐昱は排除したもののまだ龐太師はそのままなので、ブラック展昭のまま潜入スパイ続行。
 白玉堂も皇帝の恩赦を受けて、開封府の役人になった。
 
 今度は、皇帝の地位を狙う長沙王というのが、新たに登場してきました。
 
 表向きは、皇帝は叔父だからと言ってるものの、彼も正体不明の潜入スパイを抱えている模様。
 
 展昭が「悪人」と一同に認識されている一方で、彼がもう一人の自分として借りた沈仲元は「龐昱のところに潜入して、彼の悪事を暴いた好漢」として、五鼠や丁月華たちに信頼をされている。
 
 で、42集は、展昭の名を語って悪事を働いた犯人であり、龐太師が長沙王と結託している証人でもあった晏飛に逃げられ、さあどうしましょうというところで終わる。
 
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 白玉堂は彼を追って、四鼠たちと別れて、出発。
 丁月華は「沈仲元」に展昭への思いを打ち明けるが、二人はそのまま右と左に・・・
 龐太師をなんとかしたい包拯だが、皇帝がいちいち邪魔するので、なかなかことがはかどらない。
 
 側室にと眼をつけられた丁月華も一応はエロおやじの手から逃れたものの、まだまだ安全とは言えない。
 
 だいたいこの皇帝は、自分の地位を守るためにごちゃごちゃやってるものの、本当のところはどうなのか腹の底が見えない。
 
 長沙王のところにいる顔を見せないスパイはいったい誰なのかも不明。
 
 三鼠徐慶と秋葵、二鼠韓彰と紀賽花、五鼠白玉堂と金亜蘭のカップルはそれぞれ成立したが、展昭と丁月華は一応の婚約関係にあるものの展昭の潜入捜査のせいでフリーズしたまま。その丁月華こと岳華に惚れまくっている四鼠将平は気の毒の一言。
 
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 (紀賽花の中の人は、古剣奇譚の孫月言の張維娜。)
 
 こんなところで、大結局と言われてもなんともいいようがない。
 何しろ普通に考えたら、クライマックスなんですよね。これから、展昭が真実の姿を現わして五鼠と共に長沙王と龐太師を捉え、それを包拯が裁いて…とならないと三侠五義見た気になれない。
 白玉堂の非業の死までするかどうかとは思ってましたが、まさかこんなとこで終わられるとは・・・欲求不満です。
 
 ドラマそのものは、まあおもしろかったんですが、やっぱり冗長な感じがあります。
 衣装もまあまあなんですが、陳暁一人がスタイリストやらなんやら抱えているのにワロタ。特に、朝廷関係はほとんど着た切り雀。龐妃なんか、ほとんどの場面この青の衣装。
 
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 中華サイトの扱い見ても、同時期に同じ厳屹寛主演で公開された新蕭十一郎に比べるとなんだか今一つという感じ。けっこういいスタッフとキャストそろえてると思うんですけどねえ。
 
 話も中途半端なら、イケメン二人見るだけのつもりもなんか不完全燃焼気味。
 
 もう一回最後まで作って、脚本整理してから、完全版出してくれんね~
 
 とりあえず、影の薄かった展昭貼っとくか~
 
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演員
 
展昭    厳屹寛
白玉堂   陳暁
丁月華   鄭爽
金亜蘭   張芷渓
韓彰    王大奇
宋仁宗   劉徳凱
包拯    梁冠華
徐慶    謝寧
蘆方    何瑜
蒋平    王茂蕾
龐吉    馬書良
龐昱    饶暁志
紀賽花   張維娜
龐妃    李鑫雨
孫策   韓正国
王朝    薛奇
晏飛    李添諾
馬漢    刁彪
張龍    李天琪
趙虎    朱靖
秋葵    呉晶
 
出品人 王中軍、劉玉平、郭慶
制作人 李功達
監制  王中磊、郭錫哲、尹成奎
導演  呉家骀
編劇  譚力