江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

六扇門 その2

10~20集

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 6、7月スタートの中華古装劇4本に挑戦してすでにマイナス1。仙剣雲之凡はいかにも仙剣らしく先行きが悲劇なんだろうかと勘繰り、老九門はハッピーエンドじゃ盗墓筆記につながらんな~と覚悟し、この六扇門もバッドエンドという情報が入ってきて鬱々としたところで、半妖傾城は2集目35分で1960年代の少女漫画か主人公いびりの根性ドラマみたいな展開になってきて、虫唾が走ってきてリタイア。だから、そういうの嫌いなんだって~
(辮髪出てきたら、再開するかも・・・)

 なのに、六扇門もいびりドラマの様相が強くなってきて、まじ困惑。

 六扇門に入った申力行、いろいろやる気満々なんだけど、早速、太子のもう一人の師父曹渊殺しの濡れ衣を着せられて、天牢に放り込まれる。

 この曹渊、中の人が王処一@張P版射鵰英雄伝の王崗。この人見ると安らぐわ~と喜んでいたら、出て5分で殺されて退場。でも、なんか怪しげな言葉を申力行に残しているんで、もしや生きているんじゃないか?怪しい・・・

 とにかく、捉えられた申力行を救おうとあっちこっちもいろいろ手立てを立てる。ところが、龚芮溪が天牢から逃げた彼の身代わりになって死んでしまう。

 けど、これ必要ないですから。だいたいこのキャラは、出てきては申力行の行動を邪魔してるだけで、今回も彼女が出しゃばる必要はないところに出しゃばって、必要もないのに身代わりになって死んで、主人公のストレス要因になっただけ。
 だから、主人公に、こうやって「死んだ彼女を思って悩む」という場面を提供するためだけな無駄キャラはいらないんですって。

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 ま、ともかく、やっと退場したと思ったら、今度は入れ替わりに曹渊の娘というのが出てきて、父の仇と申力行を恨む。このキャラは、父の死後、世間知らずのお嬢様育ちが病弱な母親を抱えて、世間に騙され、いじめられて、妓楼へと落ちてゆくという鬱陶しいことこの上ないメロドラマキャラ。ほんと一難去ってまた一難だわ・・・

 彼女の動きが、ドラマのストーリ展開の中心になってしまったような感じで、とってもいや~な感じ。

 朝廷では、病気していた皇帝が元気になって、はりきっている。
 冤罪の申力行を解放させたうえに、六扇門の副統帯に任命。継続して、朝廷がらみの連続殺人事件の捜査にあたることに。
 やりたい放題だった皇后や劉吉一派も、それなりに処分。

 まだ、後継問題では結論を出していないけど、太子・皇后・劉吉グループも斉王もどっちも怪しい。

 こっち方面だけでも話は進むのに、なんでドロドロメロドラマ持ち込むのかねえ?単純に謎解きを楽しませてほしいよ。