15~40集(大結局)
するっと見終わりました。40集あっても、一本あたりの時間が25~30分程度と短いのです。24集なのに一本が70分もあったりする「雲之羽」とは正反対ですねw
14集あたりから古龍ネタもくるかと思うところもあったんですが、最後まで金庸ネタ一本で押し通して終わりました。
パロディというほどではなく、あくまでもギャグのネタに金庸ものの名前とかエピソードを使っているだけなんですが・・・
けれど、楊過、小龍女、尹志平(甄志丙じゃなかったw)というキャラ名とか、丐幇とか打狗棒とかもうふつうに一般名詞化しているような気がしないでもないです。そういうのがベースにあってこういう作品が作られるわけですよね。金毛獅王の頭のてっぺんの毛とか言われて、みんなでキャイキャイできるって楽しそうです。
ドラマは、西門長海と兄長在の入れ替わっている鵲刀門一門に次々持ち込まれるトラブルの種から始まるドタバタ、小柔になんとか好かれようとするのに相手にされない趙徳柱や大師兄夫婦から始まるドタバタを中心に、倭寇と結託している曹公公のパシリになっている天池幇の高大毛たちのドタバタ、その片方で倭寇と結託している曹公公の企みとそれに対抗する西門長海たちの闘いを柱に進んでいきます。
この失敗続きの高大毛とその妻に義弟の三人が、なんか「ロケット団」とかに見えてしまって、笑えて来たのは私だけですかね。きっとそうですねw
この場面なんかは、記憶を失って自分は西門長海の息子だと思い込んで親孝行しているところです。
高大毛を演じている宋小宝という人は趙本山の高弟のようですが、なかなか個性的な風貌と演技で楽しましてくれました。趙本山の高弟と言うとすぐ頭に浮かぶのは小沈陽。今回出てこないな~と思ったら、名前だけ出てきた。モブですがw
最後には、西門兄弟と弟子たちが曹公公の悪事を暴くために大活躍します。私的には姜玉郎はなにかまだ秘密を抱えてそうだと思ったんですが、そうでもなかったようです。彼に気のある小柔、その彼女に夢中な二師兄の三角関係にもならない関係とかなんの進展もないままにエンドマークを迎えました。
悪事の元締め曹公公を暴くドラマとしてはきちっと終わってます・・・なのにまた「第2季も作れるんでっせ~」とばかりに、いらん一幕つけるんだからな~ま、水の底でお目めパッと開いたり、主人公串刺しで終わったりしなかっただけよいかと思われます。
前回も言いましたが、地方色も濃いし、誰にでもお薦めはできないけど、金庸迷には面白く見られるかもしれません。
というわけで、ただ今視聴中新作は「雲之羽」一本になったのですが、「蓮花楼」のリピも継続中です。そこに「燕山派予百花門」とか「七時吉祥」とかお薦めいただいています。やっぱり「長相思」置いたままw
もう縁がないのかもしれませんね~新しい二本と並べて見比べてみますかね~
演 員 角 色
赵本山 飾 西门长海、西门长在
宋小宝 飾 高大毛
宋晓峰 飾 赵德柱
文 松 飾 姜玉郎
程 野 飾 郝盟
杨树林 飾 曹公公
田 娃 飾 轩辕梅六
历晓贺 飾 西门柔
葛珊珊 飾 叶四娘
毕 畅 飾 轩辕金凤
赵海燕 飾 菜花婆婆
张小英 飾 公孙丽蓉
王小虎 飾 王公公
出品人 李春苑、孙忠怀、唐铁军
制作人 李春苑、李尔云
监 制 赵本山、王娟
导 演 唐铁军、吴迪
编 剧 彭旭
美术设计 郭京
动作指导 雷长龙
造型设计 侯云怡、关越
服装设计 康浩、陈迪、和建行
视觉特效 寇国栋、李昊