江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鬼吹灯之精絶古城 その3

10~12集

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 2017年初は鬼吹灯之精絶古城です。あちらは新暦ではなく旧暦で新年を祝う習慣なので、ドラマ進行も平常更新。
 とはいえ、年明けから新しいドラマが目白押し。
 1月早々に始まった呉磊主演の「奇星記之鮮衣怒馬少年時」鐘漢良の「孤芳不自賞」、9日からはまた「射鵰英雄伝」、月末には「三生三世十里桃花」「大唐栄耀」あたりが古装劇で目に付くところですが、これも「青雲志2」ももう少し続きます。
 おもしろいのがたくさんだとうれしいな~
 
 せっかくの正月休みなんで鬼吹灯映画版の「尋龍訣」と「九層妖塔」も見直してみました。このドラマ入れて三本とも全く雰囲気は違う。でも、CGの使い方(出来ではない)、ロケの規模、アクションどれをとってもドラマと映画の間に格差が感じられない。俳優やスタッフの顔ぶれ見るとまだ著名度的には映画の方が上なのかとも思うけど、少なくともこの三つを見てる分には優劣はないなと思う。というか、九層妖塔の後半・・・orz
 
 今週の3集分は、すべて砂漠が舞台。
 
 砂嵐に追われて逃げ込んだ半地下の洞窟。そこで見つけた大きな目をした石像を巡って、探検隊とガイドの安力満が対立。この安力満、特に明言はされて無いですが、回教徒をイメージしているようです。彼の聖地や神像を荒らすな、盗掘するなという主張を、自分たちは考古学者だ、非科学的だと非難する探検隊。けど、「それは盗掘とどこが違うのか」という疑問には明確に答えてない。
 確か盗墓筆記のドラマ化の時に盗掘はだめ!と言われて、発掘に変えたんでしたっけ・・・それでも当事者から見ればまあ一緒だわな。
 
 話戻って、その神像のあたりからぞろぞろと人食い蟻が現れ、やがて砂から次々と噴き出してくる。このCGは上出来。
 
 ラクダを連れて先に逃げ出す安力満、彼を力づくで引き戻す王凱旋・・・そこに蟻が次々と爆発的に襲ってくる。
 
 取り残された胡八一を助けるシャーリー・楊の一幕。
 
 やっと蟻の襲撃から逃れた一行、今度は方角がわからなくなったうえに、水がなくなってしまうという砂漠冒険ドラマお約束の展開。
 
 ギリギリのところで20年も昔に同じように水を失った安力満が不思議な白駱駝に助けられ、たどり着いた水源のある古城を砂漠の真ん中で発見。
 
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 やれやれ~というとこですが、ただで済むはずはない・・・
 胡八一が十六字陰陽風水秘術で星の位置を調べ、井戸の下に墓があることを発見。さあ、降りていくぞ~というところまで。
 
 胡八一とシャーリーの間には一定の信頼感も生まれてきているけど、謎の部分も多いし、王凱旋はアメリカ人であるシャーリーに対する警戒心をむき出し。人間関係の方も緊張関係真っただ中。
 
 石像に彫られた謎の文字とか精絶古城に関わる謎も出てきていますが、九層妖塔に繋げるとエイリアン的な?でも、正直その方向はやめてほしいなあと思っているところです。