江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

奇星記之鮮衣怒馬少年時 その4

29~40集

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 なんだか更新のペースが変わったのか、先週5集、今週7集の計12集。
 
 ドラマの展開の方もなんだかペースが違ってしまって、典型的中だるみ・・・
 
 というのも、展雄飛、元帥、白澤、阿吉雅、紫蘇の5人がみんなバラバラになってしまって、それぞれの話が同じようなレベルで軽重の差なしに展開。そのためにに見てる方は、あっちつまみ、こっちつまみで気分が盛り上がらないんですよね。
 
 ここは、やっぱり主役の展雄飛とあと一人ぐらいの話にポイントを置いて、後はさらっと流した方がよかったと思う。
 
 で、どうなったかというと・・・
 
 元帥と二人、島から脱出した雄飛は、また突然出てきたアニメの鳥みたいのに一人だけ連れ去られて、地下の町へ。そこには、地上への復帰を狙う城主と善良な神医とかいろいろな人物がいる。そこへ、紫蘇をさらった丁竦たちが現れて、城主に接近。奇星を渡すから、手を組もうと誘う。そこへまた都合よく、実は神医の元弟子だった銭一手が現れる。
 
 海岸に残された元帥は、「スーパー銭湯」みたいな温泉を営む姉妹のところへ。頭を殴られて記憶喪失になったところを利用されて、すっかり店のスタッフ。姉の方は、修行に行くと言って戻ってこない恋人の代わりに元帥を婚約者だと店を乗っ取りに来たチンピラに言ったりして、元帥その気になったところに、恋人帰還。結局、元帥は姉妹の所を去る。
 
 阿吉雅は、売られた海賊船から逃げ出し、白澤とも再会するが、なかなか彼を許せない。
 
 白澤は、阿吉雅やら雄飛たちやらを助けようと悪戦苦闘。その間に、海賊同士の争いやらこの島をめぐる海賊との争いに巻き込まれています。
 海賊というと、刑名師爺の霍建華もそうだったけど、ドレッドヘアのジョニデのばったもん・・・
 
 紫蘇は、やっと神医に救われ、匿われるが、また地下城主に捕まってしまう。
 
 ということで、やっと白澤、元帥、阿吉雅が合流。倭寇に持ち去られた星盤を取り返そうとばたばた。
 雄飛は紫蘇を助け出すために、「超人ハルク」のようになる薬を飲む。当然、後で元に戻れず一苦労。仮面の人物たちに助けられている。
 
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 とうとう五個の奇星を手に入れた地下の城主が地上に攻めだそうという所まで来て40集。
 
 話がとっ散らかっている上に、雑な説明のせいで余計にとっ散らかったかw
 
 雄飛は地下で助けられた藍玲に好意を持たれ、でも自分は紫蘇が好きでというリトル三角関係かとゲッとなったら、あっさり藍玲があきらめて、ほっとしました。もっともこの藍玲の中の人、このドラマ中では珍しい呉磊より年下。10歳年上の紫蘇よりはお似合いかもw
 
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 ところで、この女優さん、なんか見覚えがあると思ったら、琅琊榜の璇玑公主だった。
 
 地下の住人達は何世代も地下に住んでいたために、白髪になり、太陽の光を浴びると命に係わるらしい。
 
 というわけで、地上から来た人間は一目でわかるんだけど、最初の一回では地上の人間どうのこうのと言ってただけで、後はふつうに地下の町で右往左往してます。
 それでも、正体隠さねばと白髪に変装して、さあ、城主のところに乗り込むぞということで来週に続く!
 
 全51集なので、後11集。まだ奇星の秘密も、人君やら丁竦やらがほんとうは何を狙ってるのかとか展雄飛は魔族なのかとかいろんな巻き散らかされたあれこれが回収されないまま。突然出てきたアニメの鳥も怪しい・・・
 大結局に向かって、脚本の緩さが危なっかしくて、不安要素が山積みな感じ。
 
 今回地下と温泉のセットでの撮影が多かったんで(多分おんなじセットの使いまわし)外よりは寒さが和らいでいたようで、キャストのみなさんにはよかったかも。