13~21集
終わったけど、終わってない~~で、これ忘れてた。
これに比べりゃ、老九門は終わってた感がある。
このペースで21集で十の罪が裁かれるんかねと思ってたら、やっぱり無理だった。
13から3集は、樹脂に固められた人間の手がサークル状に並べてうずめられてるのが発見されたところから始まる芸術家がらみの事件。梁教授の昔の知人とか出てきました。
事件の発端はなかなか刺激的でおもしろいんですが、捜査に関わるセットとか小道具とかは暗黒者に及ばない感じ。CSIあたりと比較するのは野暮ですが、まあ日本の2時間ドラマでもこの程度の「捜査」やってるのありますからなあ。見なかったことにしとくか。
次は、顔の皮をはがされた死体が見つかって、捜査していくうちに銀行強盗を計画してるグループの存在が明らかになる。そこに画龍が潜入捜査のために入りこむという話。画龍にはかつて同じように潜入中に恋人を殺された過去があるという苦虫噛んだ表情の話。蘇眉の昔の恋人らしいのとかも出てきて、強盗団に捕まり、包斬には何やら挑戦的な謎がぶつけられ・・・と主人公集団、みんな苦悩の表情。
最後、派手に、と言っても小屋が爆発する場面で終わったんですが、中にいた画龍は逃げられたのか、誘拐された蘇眉はどうなったのか、包斬は謎をとけたのか、全くわからないまま。これはもう次を作るというのが決まってるパートワン的な終わり方。
こういう終わり方は、確かダラスあたりのアメリカのドラマで始まったんじゃなかったっけ?視聴者の興味を次のシーズンまで引っ張るにはある程度有効でしょうが、やりすぎるとどうなんでしょうねえ。
そのシーズンとして、何かの形でけりをつけるというか、視聴者を納得させてくれないと、ただクライマックスの真っただ中でお預け食らっただけになっちゃう。といって、第二季が楽しみでたまらないかというとそういうわけでもなくて、あれば見るかも程度。どうもドラマの展開がしつこくてスピード感とキレの良さにかける気がする。犯人見つかっても、すっきり解決拍手~~とならないドラマはいくらでもあるけど、これは出てくるキャラがみんな粘着質なもので、そういう意味ですっきりしない。
包斬@于小彤にはもう少し、明朗なキャラ期待してたんですけどねえ、残念。
演員表
張翰 画龍
曾志偉 梁書夜(梁教授)
于小彤 包斬
張雅玫 蘇眉
代庭睿 阿信
謝帥 高彬
職員
監制 曾志偉
原著 王黎偉
導演 李東勛(韓国)、中方導演:陳珂
編劇 楊哲、徐翔雲、張吉、辛菲