1~30集(大結局)
でも、その持ち込んだ「科学」は改造人間を作るぞ~~のマッドサイエンティストが出てくる仮面ライダー(それも1号2号Ⅴ3のころ)な感じ。
そういう雑然としたおもしろさが楽しめたドラマでした。
ほんと喜劇を説明するのって、野暮の骨頂だと思うんですよね。全部見なくてもいいんで、一部でも見てもらえたら、と思います。
侠客は持って生まれた侠骨と、それを発揮させるさまざまな法宝によって色んな武功を身に付けていく。刀のこともあれば、ライトセーバーだったり、ほら貝だったり・・・もちろんそれを店で買えます。
主人公たちが挑戦するのは大侠への資格試験。
武林を支配しようという陰謀とか、正派に邪派、主人公を取り合う娘たち、武芸争い・・・一応のお約束は盛り込まれていますが、独特なドラマ世界に合わせて、展開します。
このドラマ、主だった登場人物がほとんど制作スタッフ。琅琊榜どころの話じゃなくて、主人公やってる至尊玉は総導演で、あれもこれもの大活躍。他にも、脚本家とかみんな主だった役で登場しています。
誉王の声を担当した宝木が配音監督なんですが、珍しく顔出しでも登場してました。
メインの登場人物たちは、中国では喜劇映画の作り手として名前を知られているようですが、どっちかというとマニア向けの作品なんでしょうかねえ?あまり普段見てるドラマで顔を見る人たちではない感じです。
その分、脇で出てくる人たちが豪華w
師父役の梁家仁は全編通して登場してますが、後は町を案内するだけで黄一山、西涯を預かって人にまた預けてすっかり忘れてた飛叔に黄一飛、元教の教主に李子雄とかけっこうすごい顔ぶれ。
このドラマ全体からそういう雰囲気が感じられます。
大げさに表情を変え、どこかの方言でしゃべりまくる西涯に対して、ほとんど表情を変えずにめったにしゃべらない秦歓を白客が演じていますが、最近見た周星馳の「美人魚」で最初の博物館場面に登場して、しゃべりまくってました。どうやらこの人、こっちが本来。そんな俳優が黙りこくった役をしているのもおもしろいんでしょうね。
まあ、いろいろ観点はあると思うんですが、迷子的には撮影地。
昨年度の武侠ツアーで連れて行ってもらった山東省の水滸影視城なんです。撮影が去年の7月から9月にかけてだったようで、この看板もよく見るとドラマの「侠考受験生無料案内所」なんです。元からある対聯だのを架け替えもしないでそのまま使ってるとおぼしいところも多い。
最初からそうなってたのか、ドラマの残りなのかw
横店なんかだと、すぐに次の作品に合わせて取り壊しをしてしまうんでしょうけど・・・
とにかく、あ~~ここ見た!というの連発。その上、ドラマ内で場所を移動しても、おんなじ水滸影視城の一部を使ってるんで、見覚えあるとこばっかり。
侠の字のあるこの雷台もまさか・・・と思ったけど、やっぱりそっくりそのままw
下のは私が撮った写真。時期的に7月から撮影してたこのドラマで使ったものがそのまま残ってたとしか・・・
ひょっとして、夏に見かけた撮影がこれだったかとまで思ったんですが、さすがにそれは期待しすぎ。
衣装がまったく違いました。
先にこのドラマ見てた方が影視城楽しめたかもしれませんね~でも、気が付かなかったかもw
横店なんかと違って、さほど広いところではないんで、見覚えだらけで疲れるくらいでした。
とりあえず、演員と職員。
白 客 飾 秦歓
至尊玉 飾 李西涯
梁家仁 飾 左丘子
柯 达 飾 陸子豪
郭玮洁 飾 秦双
艾 劲 飾 艾劲
苑琼丹 飾 李西涯養母
黄一飞 飾 飛叔
李子雄 飾 秦朔
黄一山 飾 侠考鎮向導
孔連順 飾 孔連順
宝木中陽 飾 金复来
職員
制作人 楊峰
監制 袁玉梅
導演 至尊玉
編劇 艾劲
撮影 陳宏
配音導演 宝木中陽