江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

刺客列伝2:龍血玄黄 その2

11~20集

イメージ 1
 とっとと進む進むw
 
 ひとまず天璇国、天権国に遖宿国とその郡となった遥光国という4つの国が残ったところ。
 
 早速、慕容离は自分が天璇国にさらわれたという設定で姿を消し、暗中で配下の方夜たちを使って、天権・遖宿国の二つの国と天璇国の戦争を引きおこす。
 
 仲坤儀の弟子で天璇国に送り込まれた艮墨池は、国王側近ナンバー1になりたいのに、実は死んだはずの裘振=顧十安がいるし、国王陵光の覚えも悪いので、さっさと仲坤儀も天璇国も裏切って、遖宿国に乗り換える。乗り換えてもやっぱり上にはなれなくて、いじいじ。
 
 もっとも仲坤儀はそこも織り込み済み。
 
 戦争したくない執明も大事の阿离が天璇国に攫われたと聞いて、重臣たちの反対をスルーして速攻出兵。
 僕の阿离を返せと言われても、そんなこと全く関係ない天璇国ではどうしようもない。
 
 執明と遖宿国王毓驍の二人、阿离を巡ってさや当てを繰り返しつつ、天璇との戦闘突入。
 
イメージ 2
 で、陵光と裘振=顧十安の死で、天璇国滅亡。めっちゃ気の毒だが、慕容离にしてみれば、これで父の仇が打てたということになります。
 
 阿离救出で喜ぶ毓驍と執明だが、どっちが阿离を連れ帰るかでどこかのラブコメまがいの演出で爆笑。
 
 結局、三人とも自分の国に戻るわけですが、艮墨池の企みで遖宿国太師殺害の罪を着せられた慕容离。これがきっかけで遥光vs遖宿国の戦争が勃発。
 
 天権国の援助で遥光が勝利、遖宿国王の毓驍は自分たちを罠にかけた艮墨池を死刑に処して、中垣から去っていく。
 
 これで、慕容离は瑶光国独立を回復し、もとの名前の慕容黎として国王に即位。でも、執明との関係では「王上」「阿离~」のままw
 
 瑶光国の内部では、併呑した天璇国等との関係の上に、既得権を死守しようとする国内の貴族たちとの争いに神経をとがらしている。この貴族たちのボス趙大人の裏には仲坤儀がいるわけです。
 
 そして、天権国では軍を握る威将軍が執明に大して反乱を起こす。当然こっちの裏にも仲坤儀。
 子煜の助けで、国を脱出しようとする執明に追手が迫る。
 
イメージ 4
と、30分10集分にしてはたっぷりな内容でした。
 
 執明のお付子煜も、登場の時の軽さから一転、政治的にも洞察力があり、使える人物に。太傅と共に、事情が呑み込めなくて右往左往している執明を引っ張って大活躍。
 
 仲坤儀の弟子で、いつもナンバーワンを目指すのにうまくいかないいじけ秀才艮墨池というキャラもなかなかです。
 
 結局、陵光と一緒に死んだ裘振=顧十安なのですが、いったい彼はなぜ生きていて、顔が違うのになぜ仮面をつけて登場したのかがいまいち不明。仲坤儀経由で陵光の所に行ってるんだけど、必ずしも仲坤儀の弟子というわけではないようだし?
 
 天璇国滅亡、遖宿国撤退で、中垣には巨大化した瑶光国と天権国の二つしか残っていないという状況。両国とも内部に不安を抱え、そこをにんまり眺めている仲坤儀という図式で20集終了。
 
イメージ 3